雨傘

何故君は 僕に心を閉ざしたの お互いに意地を深く封じ込めたまま

何ごとも交わることはないんだね 僕を呼ぶ声にいつからか苛立ち 姿を見つければさけることを考えて

単純に君が僕を困らせる 理由なんてなくてなんとなくの暇つぶし ふれてほしくない 僕の裏側を叩く

かわし方も分からず そんなことを繰り返して

僕はどうして胸が苦しいのだろう ざわつく鼓動が消えない 嫌われていることはわかっているのに 近くにくるのは何故なの 幻燈のように映し出せたら 少し楽になるのかな 君に対してどうするべきか そんな妄想に戸惑って