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とある悪魔の幸福

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2024-08-09更新

    

最新编辑:Mugnus

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更新日期:2024-08-09

  

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Mugnus
★★★★とある悪魔の幸福
觉醒前
觉醒后
角色
觉醒前
觉醒后
属性
队长技能
天狼星分类的演员演技力上升40%
舞台分类的演员表现力上升20%
舞台分类的演员演技力上限上升10%
Star Act
获得总演技力11.4~17.4倍的分数
ライフが多いほどスコア獲得量UP効果(最大+130%)
发动条件:3/2 1 2 2
Sense
队伍中有凤心菜编成时,凤心菜代替发动Sense,同时使凤心菜的分数获得量提高33~52%
CT:-  获得:-
各项数值
(初始/最大强化)
歌唱力
表现力
集中力
演技力
48/21912
22/10460
18/8588
88/40960
才能开花效果
演技力上升6%
演技力上升6%
基础分数提升10%
演技力上升6%
Star Act发动所需要的支援系光个数减1
演技力上升12%
公演的报酬量上升10%
演技力上升6%
SP摄影胶卷【静香】
分类
登场时间
2024/7/26

卡面信息

卡面相关

卡面简评

卡面故事

前篇 后篇
静香
……はぁ。

静香
………………。

静香
(あれが、舞台の上の景色……まだ、残ってる……)

静香
……これが、ここなが感じていたものなんだ。

静香
(『竹取物語』の時は、舞台を成立させることで頭がいっぱいで……)

静香
(あの時、電気系統のトラブルが起きて、カトリナも動揺してた。
 舞台装置も止まったけど。それでもここなの舞台を守りたいって)

静香
(……気づいたら)

静香
姫、どうぞこの手を。

静香
月よりお迎えに上がりました。

静香
(……あの後、私の姿がみんなにも見えるようになったから。
 浸る余裕なんて、なかったもんなぁ)

静香
……ふふ。

静香
(センスでしかない私が役者として、舞台に立てるなんてね)

静香
(お客さんたち、ほとんどの人が知らないっていうのが不思議)

静香
(浅草の人たちや、他の劇団の人たちだって。今じゃ当たり前に
 話したりしてるけど。センスだって気づいている人は、ほんの一握り)

静香
(こんな未来、考えたこともなかった)

静香
本当に、感謝しないと。
シリウスのみんなにも、ここなにも。

静香
(そう、私はセンス)

静香
(ここなの影。
 ここなのために、全てを捧げるべき存在)

静香
私の出番は、ここで終わり。

静香
ここなのファントム、楽しみにしてるよ。

静香
(……そうあるべきだって、考えた。
 でも、ここなは違った)

ここな
だから、新しい約束をしよう。
いつか二人で別の配役で舞台に立って……一緒にお芝居するって。

静香
(……約束)

静香
(ふたりで一緒に舞台へ立つ。
 その気持ちを、思い出させてくれた)

静香
(……だから今、こうして舞台の余韻に浸れてる)

静香
~~~~~っ。

静香
(嬉しい! 嬉しい! 嬉しい!!)

静香
(ここなと一緒に、舞台に立てて! 
 あんなにお客様から拍手をもらえた!)

静香
(すごく、幸せ!)

静香
(……なのに、ちょっと寂しくもある。
 これまで、ずっとふたり一緒だったから)

静香
(これからはふたり、バラバラになっていくんだって不安)

静香
(でもそれは、私がひとりの役者になれたってこと)

静香
(それに、『悪魔の友人』を演じていくうちに気づいたこともある)

静香
(練習の時には感じられなかった、あの感じ。
 舞台の上で、ふたりの気持ちがひとつになっていくような不思議な感覚)

静香
(……だから、怖くない。
 私たちはいつでも、舞台を通してひとつになれる。そう、自信がある)

ここな
うん……きっとそうだよ。
静香ちゃんが進化したんだ! 

静香
そういう大げさなものじゃない気がするけど……。

ここな
じゃあ、新しい使い方がわかった……みたいな感じ?

静香
(ここなはそう言ってくれた。
 私もそう思う)

静香
(だから――ワクワクしてる)

静香
(このシリウスで私は、
 どんな風に輝いていけるんだろうって――!)

静香
はぁ……。

静香
……気持ちいい。

静香
(千秋楽……そういえばあの時も、胸の奥が熱かった。
 そのせいでここなと一緒に盛り上がっちゃって)

静香
(ふふ、カトリナに怒られちゃったのよね。
 お詫びって、甘味処に連れていくことになって。あの時のカトリナ……)

静香
パクパク食べちゃって。ふふ。

???
何をニヤニヤしてるの。

静香
っ、カトリナ!?
カトリナ
当ててみせましょうか。

静香
えっ?

カトリナ
『悪魔の友人』の熱を、冷ましてた。

カトリナ
あんなにニヤニヤしてたんだもの。
正解、でしょ? 

静香
嘘。後ろからじゃわからないでしょ。

カトリナ
背中が語っていたわよ。
それに今も。

静香
んっ!? な、何? いきなり頬っぺた突っつくなんて。

カトリナ
ゆるゆる。

静香

……そんな気なかったんだけど。

カトリナ
ふふ、いいんじゃない? 嬉しい時は笑顔だって。

静香
(いつも澄ましてるカトリナが言うこと?)

カトリナ
なに、その目。

静香
あ、ううん。別に。

カトリナ
初舞台だもんね。
頬っぺただって緩んじゃうわよ。

静香
(それは甘味処に行った時のことを思い出してたからなんだけど。
 ……言ったら絶対に怒られるわよね。うん。黙っとこ)

カトリナ
初めて主演として舞台に立った後は、特別。
しかも役者デビューも重なったんだもの。余計にでしょ。

カトリナ
言葉よりも、想いばかりが溢れてくるのよね。
上手く言葉にできないのも仕方ないわよ。

静香
そう……ね。うん、そう。

カトリナ
そうやって浸ってるところ、
他人に見られると気恥ずかしいのよね~。

静香
わかってるなら、黙って戻ってくれて良かったのに。

カトリナ
しょうがないじゃない。
声、かけたかったんだから。

静香
なんでよ、そこは遠慮するべきでしょ。

カトリナ
静香が舞台に立ったから。

静香
えっ。

カトリナ
ようやく。
同じ舞台で、演技ができた。

静香
カトリナ……。

カトリナ
だから、ちょっとガッカリしてる。

静香
え?

カトリナ
………………。

静香
ガッカリって……何? どういうこと。

カトリナ
その程度なのって話。

静香
もうちょっとわかりやすく言ってくれない?

カトリナ
舞台が終わって、もう何日も経ってるのに。
いつまで夢見心地でいるつもり? 

静香
(……あ)

カトリナ
会心の出来だったわよね。心に残るのは当然だわ。
静香のアスモデウスは凄く良かった。正直、嫉妬した。

カトリナ
ここなとの絆があるとはいえ、今のアタシにはできない演技だった。
だから……悔しいし、負けてられないって思う。思ってる。

カトリナ
なのに、いつまでも成功体験を引きずって浮かれているだけなら、
買い被りだったって評価を改めるわ。

静香
――――――。

静香
(――カチリッ)

静香
(この時、何か音がした気がした)

静香
(私の中で意識が変わる、そんな音が――)

静香
(そっか……これが、ワールドダイスターを目指すという姿勢。
 カトリナ・グリーベルという役者の在り方)

静香
(なのに私は、舞台に立てたということだけで浮かれて……。
 『竹取物語』の時と、同じ。目の前のことしか見えてなかった)

静香
(でも役者という生き方には、その先がある……)

静香
(カトリナは……)

静香
…………すごい。

カトリナ
何よ、すごいって。

静香
……ごめん。甘かった。

静香
私、勘違いしてた。

カトリナ
でしょうね。

静香
でしょうねって……。

カトリナ
……アタシも、通った道なのよ。

静香
あ……。

カトリナ
まだちっちゃかったし仕方ないの!

カトリナ
……あの頃は、まだ何もわかってなかったから。

静香
カトリナにも、そんな時があったのね。

カトリナ
でも、変わらないものだってあるわ。

カトリナ
目指すでしょ、ワールドダイスター。

静香
――――。

静香
(……本気だ)

静香
(センスである私が、
 ワールドダイスターに認定してもらえるかなんて、わからない)

静香
(そういったことを、誰よりもワールドダイスターを目指しているカトリナが、
 わかっていないはずがない)

静香
(でも、カトリナの目に疑いは微塵も感じられなくて――)

静香
(いつか絶対、私たちの演技が世界に認められることになると。
 そうできる日が来ると信じている)

静香
(――うん)

静香
当然。

静香
私はまだまだ上を目指したい。
ううん、目指す。

静香
その気持ちは、カトリナにも、みんなにも。
当然、ここなにだって負けないつもり。

カトリナ
負けないから。