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【R】マイペースなジャック
出镜角色
队长技能
マイペースな演奏:
彩属性演员的演技力提升17.6~32%
技能
演技力アップ:
自身的演技力提升6~15%
演技力アップ:
自身的演技力提升6~15%
◆发动条件:由流石知冴装备
(技能于5级解锁)
隶属活动
无
登场时间
2023/7/26
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「マイペースなジャック」配役
ジャック:流石 知冴
母親:柳場 ぱんだ
巨人:鳳 ここな
巨人の妻:静香
不思議な老人:カトリナ・グリーベル
竪琴:新妻 八恵
「マイペースなジャック」■第一幕
マイペースな少年・ジャックは母親と二人で暮らしていた。
彼の父は有名な音楽家であったが、彼が幼いころに、雲の上からやってきた巨人に食べられてしまったのだ。
暮らしは貧しく、二人は飼っている牝牛の乳を売ることでなんとか生活しているような状況だった。しかし、ある日突然、牝牛は乳を出さなくなってしまった。これでは生活が立ち行かない。母は「牝牛を市場に売りなさい」とジャックに言うのだった。
牝牛をつれて市場へ向かうジャックだったが、不思議な老人が彼に声をかけてくる。
「その牛を譲ってはいただけないだろうか」
「しかし、タダでというわけにはいきません」
「では、この魔法の豆を差し上げましょう」
魔法の豆は幸運を呼んでくれる、腹も膨れる、なにより美味しい! と老人は言葉巧みにジャックへ語る。ジャックはおやつにもいいかもしれない、と頷いた。牝牛と魔法の豆を引き換えたジャックは、家へと踵を返すが……。
「マイペースなジャック」■第二幕
魔法の豆を片手に家へ向かうジャック。お腹もすいたし、一粒食べてしまおうか。
豆の入った包みを開くと、つまづいた拍子にジャックは豆を一粒こぼしてしまった。
「ああ、やっちゃった」
マイペースなジャックは、落とした豆にそっと土を乗せて家へと戻った。
牛と豆を引き換えたなんて、母に知られたら叱られるだろうか。マイペースなジャックは、その時はその時か、と昼寝をするのだった。
昼寝から目を覚ましたジャックは、家の中が不思議と暗いことに気が付いた。
寝過ごして夜になってしまったのか? ジャックが慌てて外を覗くと、豆を落とした場所に大きな木が生えている。その影が家の中を暗くしていたのだ。
「どのくらいあるんだろう」
興味がわいたジャックは、不思議な豆の木を登ってみることにした。
「マイペースなジャック」■第三幕
ひょいひょいと豆の木を登ると、てっぺんには大きな城があった。覗いてみると、中から女性が出てきて、ジャックへ忠告する。
「この城には巨人が住んでいるの。あなたがいると知られたら、食べられてしまうわ」
「そうなんですか?」
話を聞けば、彼女はその巨人の妻だという。
のんきなジャックが巨人の妻に問うていると、城の奥から声が聞こえてくる。
「人間の臭いがするなあ」
巨人だ! 巨人の妻に言われるまま、ジャックは慌てて走り出す。
急いで逃げ出したジャックが迷い込んだのは、城の宝物庫だった。そこら中にある金貨や銀貨、これがあれば生活は楽になるかもしれない。せっかくなら、ひときわ高いものを……。宝物庫を進んだジャックは金貨をポケットに詰め込み、金の雌鶏を抱え城を飛び出した。
大量の金貨と金の雌鶏を持ち帰った息子に母は喜ぶと、ジャックにもう一度木を登れと言った。
巨人がいるのだから、とあまり気乗りはしなかったけれど、ジャックはそんなこんなでまた豆の木を登り、宝物庫に向かうことになった。
ただ、マイペースなジャックは同じことを二回はしたくなかった。
「せっかくなら、退屈しないものがいい」
高く売れそうなものはいくらでもあった。
しかし、ジャックが手を伸ばしたのは豆の木によく似た竪琴だった。
「父さんみたいな、音楽家なんて退屈しないかも」
そうしてジャックは竪琴に触れると、突然竪琴が話し出したではないか!
「あなた、前の持ち主に似てるわね。マイペースなところとか」
宝物庫で話し込むジャックと竪琴。この竪琴の前の持ち主は、どうやらジャックの父らしい。素敵な偶然だ、と意気投合した二人が宝物庫を出ようとした瞬間、扉が開き――
「マイペースなジャック」■第四幕
宝物庫の扉を開いたのは、中からの話し声に気づいた巨人だった! この泥棒め! と声をあげた巨人が、ずんずんと二人を追いかける。
ジャックは竪琴を片手に急いで豆の木を下りると、母に大きな声で呼びかけた。
「母さん! 豆の木を切って!」
慌てて家を飛び出した母が、斧で豆の木を切り倒す。間一髪、地面についたジャックと竪琴の後ろで豆の木は巨人もろとも倒れてしまった。
「危ないところだった」
ほっと一息ついたジャックが、竪琴を奏でると、竪琴も楽し気に笑った。
なんでも卒なくこなしてしまうジャックはすぐに竪琴を弾きこなし、街中に音色が響き渡った。そうして、父のように立派な音楽家となったジャックは母と竪琴と愉快に豊かに暮らしたのだった。
流石知冴
豆の木ってやっぱり、たくさん豆が収穫できるのかな。……お腹すいた。
柳场潘达
いやいや、どんだけ食いてーんだよ。
新妻八惠
ふふ、マイペースなところはジャックにそっくりですね。
流石知冴
私なら、こぼさずに全部一口で食べる。
柳场潘达
そこで張り合うなっつーの!
流石知冴
竪琴も弾ける。
新妻八惠
えっ!?
そうなんですか!?
柳场潘达
さすがに冗談……だよな?
流石知冴
流石だけに、ね。
柳场潘达
底知れねー……。