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【SSR】幸福な王子の贈り物
出镜角色
队长技能
そして歌声は街中に:
凛属性演员的演技力提升28~80%
技能
演技力アップⅢ:
自身的演技力提升17.5~50%
スコアブースト+:
Sense发动之后,获得现在分数的0.6~2.5%的分数
◆发动条件:由凛属性的演员装备
(技能于5级解锁)
P.ゲージブースト:
Sense发动后,获得24~76点Principal Gauge
◆发动条件:由凛属性的演员装备
(技能于7级解锁)
隶属活动
7番目のエトワールをさがして
登场时间
2024/3/21
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「幸福な王子の贈り物」配役
王子:カトリナ・グリーベル
つばめ:流石 知冴
「幸福な王子の贈り物」■第一幕
ある街に「幸福な王子」と呼ばれる像が立っていた。
王子は誰もいない時に、街を見渡しながらひとり歌を歌うことが好きだった。
「僕の目はエメラルド、剣にはルビー。体には金箔、心臓は鉛で作られているのさ。
みんな僕を美しい王子と呼ぶんだ。僕は街のみんなの自慢さ♪」
そんなメロディを聴き、やってきたのは寝床を探していたツバメ。
「やあ王子様。ここをしばらく寝床にしてもいいかな?」
王子は快くうなずいた。
「ああ、そうしなさい。ここには、野良猫や意地悪な蛇はやってこない。
街の人たちが僕を綺麗にしてくれるからね。安心して眠るといいよ」
王子の胸にとまったツバメは、自分が渡り鳥であることを告げた。
「冬になる前に南へ発つんです」
王子は「そうか、じゃあそれまでは友達だね」と嬉しそうに微笑む。それから自分の身の上を語り始めた。
「僕はね、昔この国の王子だったんだ。短い生涯だったけど、とても幸せに生きた。みんな僕を忘れないようにと像を立ててくれたんだよ」
ツバメは「その像がどうして喋ることができるの?」と尋ねる。
「魂が入ったからさ。僕が、ずっとこの街の幸福を見守りたいと神様にお願いしたんだ」
王子は嬉しそうに街を眺めながら再び歌い出す。
ツバメは疲れを癒そうと王子の足元で羽を休めるのだった。
「幸福な王子の贈り物」■第二幕
数日後。突然大粒の水が降ってきて驚くツバメ。
それは王子の大粒の涙だった。
「王子様、どうして泣いているの?」
「ああ、ツバメさん。見てくれ、あそこを──」
王子の言うところを見ると、あちこちに食べ物を求める人たちがいた。
「この国の人がこんなに飢えて苦しんでいるなんて知らなかった。僕は王子失格だ」
王子は、ツバメに「お願いを聞いてくれる?」と尋ねる。
「僕はここから動くことができない。貧しい人たちに届け物をして欲しい」
ツバメは、寝床を貸してくれたお礼にと快諾する。
「僕の剣についているルビーを、病気の子供がいる母親に届けてくれるかい?」
「お安い御用だよ!」とツバメは、教えられた場所へとルビーを咥え飛んでいく。
そして戻ってきたツバメに、今度は別のお願いをする王子。
「僕の片目のエメラルドを、お腹を空かせた若い劇作家に届けてくれ。もう片方のエメラルドは、街の真ん中で座り込んでいる小さな女の子に」
ツバメは、王子の言葉にぎょっとした。
「待ってよ王子様。そんなことしたらあなたの目が見えなくなっちゃうよ!」
「いいんだよ、僕よりも街の人たちの幸せが大事だ。君は僕の相棒だろう?」
ツバメは言われた通り、エメラルドを咥え飛んでいく。
再び戻ってくると、「女の子はとても喜んでいたよ!」と王子に教えた。
目の宝石を失い何も見えなくなった王子は、ツバメの言葉に喜び、何度も頷くのだった。
「幸福な王子の贈り物」■第三幕
それからずいぶんと経ち、冬が間近に迫った頃。
王子は相変わらず自分の足元で暮らしているツバメに尋ねた。
「ツバメさん、もうすぐ冬になるんじゃないの? 僕は寒いのや暑いのがわからない。目が見えないから、季節の移り変わりも見えない……冬になる前に、南の島に渡ったほうがいいよ」
ツバメはいつものように王子の肩にとまって答える。
「いいや、まだ冬じゃないよ。南に飛び立つのはずっと先さ。僕は王子様の相棒だ。あなたの幸せのために頑張るよ」
王子は嬉しそうにする。
「そうか。それじゃ、いつものようにお願いだ。僕の体に装飾された金を、貧しい人に届けてくれる?」
ツバメは言われた通り、王子の身体の金を剥ぎ、貧しい人々の元へ飛んでいく。
「王子様、僕はずっと孤独だったんだ。だから相棒と言ってもらえて嬉しかった」
冷たい風を切り、ツバメは懸命に飛び続けた。
「正直に言うと、もうすっかり町は冬だ。雪がちらつく中で、南に飛ぶ力は残ってない……。だから僕は、このまま君の元で眠りにつくことにするよ」
日が経つごとにツバメはどんどん衰え、王子はみすぼらしい姿になっていく。
そして街には雪が降り始め——
「幸福な王子の贈り物」■第四幕
ある時目を覚ましたツバメは、自分が暖かい場所にいることに気づく。
「体が軽い! どこも痛くない! 寒くもない!」
嬉しくなって飛びまわっていると、目の前で王子様が手を振っていた。
それは像ではなく、人間の姿をした本物の王子様だった。
彼はエメラルド色に輝く目を細めると、ツバメを肩にとめキスをする。
「ごめんよ、季節はすっかり冬だったんだね。気づかなかったのは僕の落ち度だ」
「違うんだよ王子様。南に行かないことを選んだのは僕自身だ。王子様と一緒にいたかったから」
ツバメはその時、自分が命を落として天国にいるのだと気づいた。
王子はにっこりと笑い、ツバメが息絶えたあとのことを話しはじめた。
「みすぼらしくなった僕の像は溶鉱炉で溶かされてしまったんだ。でも、鉛の心臓だけは溶けなくてね。君の冷たくなった体と一緒に街の外れに捨てられた」
「そうだったんだ」
「でもね、そんな僕らを神様が見つけて拾ってくれたから、一緒に天国に来れた」
ツバメは「じゃあこれからもずっと一緒にいられるんだね!」と王子の周りを飛び回る。
「そうだよ。僕たちは相棒じゃないか」
王子の言葉に、ツバメは「相棒だ!」と頷く。
ひとりと1羽は、高い空の上から街を見下ろす。
そしていつか王子が歌っていた、幸福な歌をともに口ずさむのだった。
流石知冴
宝石の瞳、か。
確かにカトリナの目はとっても綺麗だよね。
卡特莉娜·格利贝尔
そうかしら?
アタシの国では珍しくないけど。
流石知冴
じゃあやっぱり、身体に金箔がついてる人もいたり?
卡特莉娜·格利贝尔
いるわけないでしょ……。
仮装にしても、そんな人いたら怖いし。
流石知冴
冗談冗談。
卡特莉娜·格利贝尔
流石は冗談を真顔で言うからわかりにくいのよ……。
流石知冴
でもちょっと期待しちゃった。
カトリナの髪も、綺麗な金色だし。
卡特莉娜·格利贝尔
金は金でも、お金に変えられないわね。
まあ、綺麗って言われるのは嬉しいわ。