目指せ！ トップ・オブ・トナカイ！

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【SSR】目指せ！ トップ・オブ・トナカイ！

出镜角色

阿岐留卡米拉、猫足蕾

队长技能

ジングルベルに急き立てられて:
所有演员的演技力提升20~72%

技能

演技力アップⅢ＋:
自身的演技力提升17.5~63%

P.ゲージ上限上昇＋:
P.ゲージの上限が60~255上昇
（技能于5级解锁）

報酬量アップⅢ:
公演和协力公演的公演报酬提升17~30%（饰品除外）
（技能于8级解锁）

隶属活动

FASCINATE COORDINATE

登场时间

2025/12/1

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情报

第一幕

第二幕

第三幕

第四幕

后日谈

「目指せ！　トップ・オブ・トナカイ！」
配役
ビオラ：阿岐留カミラ
ツバキ：猫足蕾
ブラックサンタ：要

「目指せ！　トップ・オブ・トナカイ！」
■第一幕

聖なる夜、世界最速のトナカイを決める大会『UberReeen』の火蓋が切って落とされた。
クリスマスの夜空を舞台に、誰が最も早く、そして正確にプレゼントを届けられるか。
世界中の注目は、今年の優勝最有力候補である二頭に集まっていた。
圧倒的な経験値で他を寄せ付けない孤高のベテラン、ツバキ。
そして驚異的なスピードを武器に彗星の如く現れた期待の新人、ビオラ。
ライバルとして互いを強く意識するふたりはそれぞれのプライドを胸に、静かに闘志を燃やしていた。

スタートの合図と共に、二頭のソリは弾丸のように夜空へ飛び出す。
しかし、その前途は平穏ではなかった。
突如として現れる正体不明の飛行物体、進路を塞ぐように張られる光の網、ソリを狙う不可解な攻撃……。
謎の組織による執拗な妨害が、レース序盤からふたりを襲う。
ツバキは長年の経験で冷静に危険を回避し、ビオラは持ち前の機転とスピードで攻撃を振り切るが、その度に貴重な時間と体力が削られていく。

妨害は夜が更けるにつれて激しさを増し、ふたりは満身創痍となっていた。
プレゼントの袋はまだ半分以上も残っている。
このままでは、夜明けまでに全ての子供たちへ夢を届けることができないかもしれない。
レースの勝敗以上に、トナカイとしての使命を果たせないことへの焦りがふたりの心をさらに疲労させた。
激しい追撃をどうにか振り切り、奇しくもふたりのソリは並走する形となった。
互いの顔に浮かぶ深い疲労の色と、まだ山のように残されたプレゼントの袋。
沈黙が流れる中、先に口を開いたのはビオラだった。

「先輩、提案なんすけど……ふたりで配ったほうが効率よくないですか？」

「……そうだな、プレゼントを待つ子供たちが居る。トナカイの誇りをかけて、プレゼントは必ず配り終えねばならん！
　出遅れるなよ、新人！」

「そっちこそ、置いてかれないようにしてくださいね！　先輩！」

ビオラとツバキはふたりで分担してプレゼントを配り始める。
前代未聞の事態に観客席も大会実行委員たちも大混乱。

しかし、気にすることなくふたりはプレゼントを配る。
雪の中、空を駆ける。
すると、背後からまたソリを狙って燃える黒炭が投げられる。

回避するふたり。
すると、後ろからソリに乗ったブラックサンタが現れる。

「プレゼントを配らせはせんぞ！　プレゼントを配るという大切な役目。
　今度こそ、我々サンタの元にその使命を取り戻すのだ！」

「誰が配るかじゃなくて、ちゃんと子供たちみんなに配られることこそが大事でしょうが！」

「まずい、追いつかれる。ラストスパートだ……新人、ギアを上げてくぞ！！」

ふたりとも最後の一件。
最後のプレゼントを配ろうとするふたり、阻止せんとするブラックサンタ。
レースの局面は、未だかつてないほどに燃え上がる。

う～ん……。

どうしたんだ、阿岐留？
なにやら釈然としない顔をしているが。

いや～、今回の公演に出てくるブラックサンタ。
なにか元ネタとかあるのかな～って。

お、気づいたか。もちろん、実際の伝承だぞ。
なんでも黒いサンタ自体はドイツを中心に語られている存在らしい。


悪い子供を罰する存在らしくてな。
プレゼントにジャガイモや炭を渡してくるらしい、ものによっては連れ去ったりも……。


うぇ～！？　めっちゃ怖いじゃないですか！


ただドイツ周辺では、子どもには厳しいしつけを施すことが多いようでな。
ブラックサンタも日本で言う『なまはげ』のように親しまれているらしい。


へ～！　さすがですね、蕾先輩！


当然だ、我が全能は智慧をあまねく網羅しているからなっ！