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行き先は星々のもと

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2024-11-17更新

    

最新编辑:Mugnus

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来自World Dai Star 梦想的群星WIKI_BWIKI_哔哩哔哩
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页面贡献者 :
Mugnus
★★★★行き先は星々のもと
角色
属性
队长技能
Star Act
获得总演技力9.7~14.7倍的分数
发动条件:1 1 1 4/3
Sense
获得自身演技力1.9~4.7倍的分数
获得120点Principal Gauge
Sense发动后,追加获得20~30点Principal Gauge
CT:60/55  获得:1
各项数值
(初始/最大强化)
歌唱力
表现力
集中力
演技力
33/16144
23/11498
28/13937
84/41579
才能开花效果
演技力上升6%
演技力上升6%
Sense的CT缩短5秒
演技力上升6%
Star Act发动所需要的特殊系光个数减1
演技力上升6%
基础分数提升5%
演技力上升6%
SP摄影胶卷【千寿历】
分类
Lua错误 在...ribunto/includes/engines/LuaCommon/lualib/mwInit.lua的第23行:bad argument #1 to 'old_ipairs' (table expected, got nil)
登场时间
2024/11/10

卡面信息

卡面相关

卡面简评

卡面故事

前篇 后篇
湯島
暦お嬢様、湯島にございます。


どうぞ。

湯島
お休み中のところ失礼いたします。
ご贈答品が届きました旨、お伝えに上がりました。


お手間を取らせましたわね。
ずいぶん立派な桐箱ですが、どなたからですの? 

湯島
配達票を拝見するに、銀河座OG会からと。


あの方々よりの賜り物、ですか。
さて、何を試されているのやら……。

湯島
いかなるメッセージでしょうね。
戦国の世には『小豆の袋』という逸話もございますが。


逃げ道はないと? 洒落のお好きな方々ではありますが、
さすがに小豆をいただいた訳ではないですわよね? 

湯島
開封しましたところ、お肉の詰め合わせでした。
国産牛に始まり豚鳥羊馬とバラエティ豊かです。


またお肉ですか……。


……まあ、目をかけていただいているとしておきましょう。
仮に意図があったとして、ご厚意を訝るのも失礼ですし。


後でお礼のお手紙を認めようと思います。
ありがとうございます、湯島さん。

湯島
あら、お元気がありませんね。暦お嬢様のお年頃であれば、
ワンポンドステーキの2枚や3枚ペロリかと思っておりました。


問題はそちらです……。
どうしてこう、お肉ばかり重なるのでしょうね……。

湯島
ええ。一昨日は奥様宛の、その前日は大奥様宛の。
先週は、演劇集団丹波の代表からご挨拶にと。


お心遣いは喜ばしいことなのですが、
これでは消え物とも言い難い……。

湯島
シェフの林は腕が鳴ると喜んでおりましたわ。
お嬢様方を、脂の乗った役者にしたいのでしょう。


余計な脂ばかり乗ってしまいそうです……。


……湯島さんたちで召し上がっていただけますか。
私は少しだけいただければ充分ですので。

湯島
それはできないご相談です。
こちらは暦お嬢様が賜った栄誉、我々が戴く訳には参りません。


ええと……。
私が食べてくださいと頼んでもですの? 

湯島
はち切れんばかりのワガママボディなメイドをお望みとあれば、
私も千寿家使用人の端くれ、覚悟はございますが。


そこまで体を張っていただく必要はありませんわ……。


はあ……。いつにも増して、胃に重たい期待です……。
これだけの量を食べ切れなど、人間業では――


――あ。


(見られてはいませんわね。尾行もなし……)


(お歴々よりの品なら、銀河座で食べてもらえば問題はない。
 ただ、お歴々よりいただいたものだと知られてはいけない……)


サササ。


(いただいたものを横流ししたとあっては、心証に響く。
 他言無用、口の堅い方に託さなければなりません……)


(……本当の戦いはここから。
 悟られないようにお肉をお裾分けしなければ……)


(託すとしたら緋花里さん……でしょうけれど、
 黙っていられず話してしまうに違いない……)


(雪さんは調理してくれるでしょうが、裏を疑われる。
 お歴々よりの品と気づかれては、一巻の終わり……)


(……やはり、察しのいいラモーナさんでしょうか。
 しかも国産肉は『和』のもの。興味津々に飛びつくはず)


(ええ、菜食で食も細いリリヤさんには酷でしょう。
 やはりラモーナさんにお任せする他は――)

リリヤ・クルトベイ
不審者がいる。


ひっ!? リリヤさん!? 
脅かさないでくださいまし! 

リリヤ・クルトベイ
あわてんぼうのヨウル・トントゥだったから。


ヨウル……いえ、サンタクロースなどではなくですわね……。

リリヤ・クルトベイ
じゃあ、その箱は何?


ええと、こちらは銀河座の皆さんに……。

リリヤ・クルトベイ
贈り物? 馴れ合わないのに。不思議。


あ……。


(――完ッ全に見落としておりましたわ)


(あれほど馴れ合わないと言っている私自ら、
 皆さんに差し入れをしようとしている……?)

リリヤ・クルトベイ
暦が差し入れなんて珍しい。
どうして? 


(逃げ場はありませんの……!?)
リリヤ・クルトベイ
(じいっ)


わ、私の顔に何かついていまして?

リリヤ・クルトベイ
顔じゃなくて、箱を見てる。

リリヤ・クルトベイ
……差し入れなら、みんなを呼んでくる。
暦からの贈り物なら、喜ぶと思う。


いえ、その。そういう訳ではなくですわね……。

リリヤ・クルトベイ
そう? 仲良くなりたいんだと思ってた。


…………。


(……私は誓ったのです、馴れ合いでなく伝統を守ると。
 何より大事なのは、友情などではなく舞台の出来だと)


(なのに、お肉のお裾分けには皆さんの顔が浮かんでしまった……。
 皆さんであれば美味しく召し上がってくれるだろうと……)

リリヤ・クルトベイ
暦の本心はわかってる。


な、何を仰っているかわかりかねます。
何も私は、差し入れとはひと言も……。

リリヤ・クルトベイ
わかる。贈り物は、気に入ってもらえるか不安なもの。
私もクリスマスの時、悩んだから。

リリヤ・クルトベイ
でも、暦が贈ったものなら平気。想像してみたらいい。


ククク、なんだァ暦サン! 
イヤイヤ言ってる割に素直じゃないだけかぁ! 

緋花里
私も暦さん大好きさー! お肉くれるし!!!

ラモーナ
さあ暦! 恥ずかしがらず私の胸に飛び込んでこい! 
今までの拒絶など塗り替える愛で抱きしめてやろう! 

リリヤ・クルトベイ
……うん。間違いなく、みんな喜ぶ。


そ、それはそうかもしれませんが……。


(今後どう接すればいいかわからなくなるでしょう?
 ああ、もう! どうしてこのようなことに……!)


(いえ、素直にお肉が余ったと言えばいいだけ。
 ああでも、お歴々よりの物だと悟られては――)


銀河座の伝統を裏切って、暦サンもドイツの手の内か。
案外チョロかったなぁ? 

緋花里
うん、友情大事! その次にお肉も大事さー!

ラモーナ
わかってくれたか、暦ぃ……! 
健やかなる時も病める時もお前のそばにいるぞ……! 

リリヤ・クルトベイ
おめでとう。


あ、あり得ませんわッ! そんなこと!

リリヤ・クルトベイ
何が?


い、いえ。ですから……。ええと……。
この箱はその、差し入れのようで差し入れではなくですわね……。

リリヤ・クルトベイ

ところで、中身は何? クイズ?


いえ、それは……。

リリヤ・クルトベイ
色は?


え、ええと……赤と白。

リリヤ・クルトベイ
硬さは?


や、柔らかいとは思います……。

リリヤ・クルトベイ
……ワイン? でも飲めないし。

リリヤ・クルトベイ
……。


あの……。

リリヤ・クルトベイ
……散歩しながら考える。
モイモイ。


え、ええ。お気をつけて……。
……はあ。リリヤさんが気まぐれで助かりましたわ……。


(それにしてもお歴々です。
 大変な物を贈ってくださいましたものね……)

緋花里
あれ、暦さんだ? 今日は火鍋パーティーないよ?


緋花里さん……?


(そうです、緋花里さんに預けて去ればいいだけです。
 私からの差し入れではないと伝えれば問題はないはず……)


皆様宛てのお届け物が誤って届いておりましたので。
こちらにお届けに上がった次第でして。

緋花里
そっか! 荷物だったら私に任せて!


お、お願いしますわね。それにしても我が家に誤って届くだなんて、
不思議なこともありますわね、ふふ。では私はこれで……。

緋花里
待って暦さん。これ、誰からの贈り物? 
配達票がないからお礼も言えないさ! 


も、問題ありません。お礼は私がしておきますので……。

緋花里
さっすが暦さん! 配慮マスター!

緋花里
えへへ~。贈り物かぁ~♪
中身はなんだろうね~? 暦さんは知ってる? 


さあ。なんだと思います?

緋花里
お肉!
……だったらいいなあ~♪

緋花里
私と雪で料理して、寮のみんなで食べる! お肉フェス!


……。


(もしかして私は、皆さんとの日々を望んでいた……? 
 心の内で望んでいたから、考えなしにお裾分けを……?)

緋花里
もちろん暦さんも呼ぶよ! 絶対楽しいもんね!


(……あり得ません。
 それだけは本当に、あり得ない……)

緋花里
暦さん?


……いえ、皆さんで召し上がってくださいな。
私はご感想をいただけるだけでよいですから。

緋花里
ということは食べ物? もしかして本当にお肉!?


(馴れ合いたくないのなら、預けて帰るべきです。
 必要以上の交流は持たない。それもまた、銀河座の伝統ですから)


ええ、実はこちらは、戴き物のお肉でして――

銀河座劇団員
あー、いたいた。モナが稽古するってさー。

緋花里
あげー! 忘れていたさ! 
暦さんごめん、私ラモさんたちと約束してた! お荷物預けるね! 


緋花里さん!?


はあ……お肉ひとつでここまで気を揉むなんて……。
……お肉が憎い。


寮の冷蔵庫に入れて帰りましょう。
書き置きでも残しておけば、どなたかの口に収まるはず……。


お礼のお手紙には嘘を書かねばなりませんが。


お歴々へつく嘘の方が、まだごまかしも効きますものね……。