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【SSR】裏通りのクリスマス
出镜角色
队长技能
今夜だけは特別に:
银河座的演员的演技力提升28~80%
技能
演技力アップⅢ:
自身的演技力提升17.5~50%
P.ゲージ獲得量アップ:
Sense中的Principal Gauge获得量提升48~152%
◆发动条件:由银河座的演员装备
(技能于5级解锁)
初期P.ゲージ上昇+:
公演开始时,获得24~102点Principal Gauge
◆发动条件:由银河座的演员装备
(技能于7级解锁)
隶属活动
星明かりのおくりもの
登场时间
2023/12/20
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「裏通りのクリスマス」配役
姉:ラモーナ・ウォルフ
妹:与那国 緋花里
サンタ:リリヤ・クルトベイ
トナカイ:王 雪
「裏通りのクリスマス」■第一幕
今日はクリスマス。
街は華やぎ、どこの家からも明かりといい香りがもれている。
しかし貧乏な家の姉妹は、パーティーなどできずに、手を繋いで買い物の帰り道を急いでいた。
買ったものはいつも通り、安く固いパン。
妹は「クリスマスパーティーってどんな感じなんだろう」と少し寂しそうな顔を見せる。
姉は妹を気づかい「温かなスープや美味しいケーキを用意してあげられなくてごめん」と謝る。
しかし妹は首を振り「お母さんとお姉ちゃんと過ごせることが幸せだよ」とにっこり微笑んだ。
(神様。優しいこの子に、プレゼントをあげてください)
お互いのことを思い、姉妹はそう祈りあう。
その時、雪が降り始めた。
「冷え込んできたから、急いで帰らなきゃ。お母さんが心配しちゃう」
駆け出そうとした時、空からゆっくりと何かが落ちてくる。
姉妹は追いかけるように裏路地へ入った。
すると、目の前にプレゼントが落ちているのを見つけたのだった。
「裏通りのクリスマス」■第二幕
クリスマスはサンタにとって大忙しの日。
今朝は早くからドタバタとプレゼントの準備を進めていた。
しかし今年のサンタは、父から仕事を受け継いだばかりで実は今年が初仕事。
うっかり者で失敗ばかりしていた。
「あれ!? セントラル地区に配るはずのプレゼント、どこにやったっけ!?」
「そこっすよ。まったく、大丈夫っすか新米サンタ」
父の代から働くトナカイは呆れながら手伝ってくれる。
「失礼だね! 私はできるよ!」
サンタは胸を張り、準備を進める。
山ほどのプレゼント、届ける子供たちの名前を書いた手帳……準備万端!とサンタはソリへ乗り込み、トナカイたちと共に出発する。
順調に空へ舞い上がったサンタだったが、クリスマスの街の明かりに気を取られてしまい、プレゼントを届けるはずの家を通り過ぎてしまっていた。
「あ! しまった~! さっきの家に寄らなきゃいけなかったのに!」
サンタの声に、驚いたトナカイは急ブレーキをかける。
「わっ! 急に止まったら──」
急ブレーキをかけたソリは大きく揺れ、1番大きなプレゼントがソリから落ちてしまう。
「ああっ! 大変だっ!」
サンタはトナカイを残し、慌ててソリから降りてプレゼントの行方を探しに行く。
裏路地に入ったサンタは、プレゼントを拾い上げている貧乏な姉妹を見つけるのだった。
「裏通りのクリスマス」■第三幕
プレゼントを前に出会った姉妹とサンタ。
「それは君たちへのプレゼントじゃないんだ」
サンタがふたりに声をかけると、姉妹は驚いた。
妹は「でもこれは空から落ちてきたのよ」とサンタを不審そうに見つめる。
サンタはプレゼントを取り戻すため、仕方なく正体を明かすことに。
「ソリで走ってる途中、急ブレーキをかけたらプレゼントを落としてしまって」
サンタは申し訳なさそうにプレゼントを指さす。
「それは、セントラル区の区長さんちの息子さんに届けるものなのさ」
姉妹は顔を見合わせ、おずおずとサンタにプレゼントを差し出した。
「ごめんなさい……お返しします」
サンタは丁寧にお礼を言い、よいクリスマスをと声をかけるが、姉妹が悲しそうに目を伏せるのに気づいた。
事情を聞くと、姉妹は家が貧乏でチキンやスープ、ケーキが用意できないのだと語った。
更にサンタを驚かすことを彼女たちは言った。
「うちにはプレゼントだって届いたことがないの……」
肩を落とす姉妹だったが、「でも、お母さんと3人で過ごせるんだから幸せだわ」と微笑んだ。
取り繕おうとするふたりの健気な笑顔に、サンタの胸は痛んだ。
「君たちはどこに住んでいるの?」
尋ねると、姉妹は街はずれの森の中に住んでいると教えてくれる。
「そろそろ帰らなくちゃ。お母さんが待ってるから」
ふたりはサンタに手を振り、帰っていく。
サンタは別れ際「今夜もどうかいい子でいて」と声をかけた。
そして姿が見えなくなったところで「いいや……君たちはいつだっていい子だよね」と呟くのだった。
「裏通りのクリスマス」■第四幕
クリスマスの深夜。
プレゼントを配り終えたサンタは、トナカイと共に街はずれのひときわ貧しそうな家を訪れる。
そしてこっそり家の中へと入り込んだ。
「もう仕事は終わったし帰りましょうよ」
不思議そうなトナカイ。しかしサンタは首を振る。
「今年のクリスマスに、1番プレゼントを贈らなきゃいけない子たちがいるんだよ」
そう言ってサンタは微笑む。
「街はずれに住んでいて、プレゼントを贈る子供のリストに入ってなかったみたいだ。今まで気づかなかったなんて……私はサンタ失格だ」
歩いて行った先には、先ほど出会った姉妹が眠っている。
サンタは大きなプレゼントを2つ、ふたりの枕元へ置いた。
「今までとってもいい子にしていたんだね。来年も君たちのところにちゃんとプレゼントを届けよう」
その言葉を聞き、トナカイは感心し微笑んだ。
「あんた……サンタに向いてますね」
サンタが立ち去った後。
物音に目を覚ました姉妹は、枕元にプレゼントがあることに気づいた。
「きっとあのサンタさんだ!」
慌てて外へ飛び出すと、丁度ソリが空を駆けていく様子が見えて、大きく手を振る。
「サンタさん、ありがとう! メリークリスマス!」
すると空から、「メリークリスマス」と返すサンタの声が聞こえた気がした。
リリヤ・クルトベイ
公演は成功。子どもたちも喜んでた。
拉莫娜·沃尔芙
ああ、お疲れ様。
与那国绯花里
チャリティーイベントって良いね!
子どもたちの笑顔でこっちも元気貰えるさー。
リリヤ・クルトベイ
プレゼントを配るラモの顔、とても生き生きしてた。
こういうこと好き?
拉莫娜·沃尔芙
ああ、人を助けるとは崇高な行いだからな、気分も上がる。
そうして互いに気づかうことで絆が生まれ、やがて団結できるのだ。
王雪
普段からお節介が行き過ぎるお前らしいな……。
リリヤ・クルトベイ
雪も子どもたちと接する時は表情が優しかった。
あれが普段、お姉ちゃんをしている時の姿?
王雪
きょうだいが多いから子どもに慣れてるだけだ。
人の顔をジロジロ見るんじゃない。
リリヤ・クルトベイ
雪の慈愛に満ちた微笑み、珍しくて、美しかった。
王雪
うるさい! それ以上言うな……!