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銀弾は正鵠の射手

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2024-06-01更新

    

最新编辑:Mugnus

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Mugnus
没有木马的战殇
★★★★銀弾は正鵠の射手
觉醒前
觉醒后
角色
觉醒前
觉醒后
属性
队长技能
恶魔的朋友分类的演员表现力上升60%
舞台分类的演员演技力上升15%
舞台分类的演员演技力上限上升10%
Star Act
获得总演技力11.4~17.4倍的分数
每有1个Life Guard分数获得量上升10%(最大+100%)
发动条件:3/2 2 2 1
Sense
获得自身演技力6~8倍的分数
每有1个Life Guard分数获得量上升10%(最大+100%)
CT:40/35  获得:1
各项数值
(初始/最大强化)
歌唱力
表现力
集中力
演技力
19/8179
42/17048
24/10051
85/35278
才能开花效果
演技力上升6%
演技力上升6%
Sense的CT缩短5秒
演技力上升6%
Star Act发动所需要的支援系光个数减1
演技力上升6%
基础分数提升5%
演技力上升6%
SP摄影胶卷【连尺野初魅】
分类
登场时间
2024/4/26

卡面信息

卡面相关

卡面简评

卡面故事

前篇 后篇

はー、ようやく学業の時間が終わったよ。
今日は稽古もないし、久しぶりにボートの配信でも——


おっとぉ? 凄いタイミングだね。しかも初魅ときた。


あー、もしもし?

初魅
容か? 少し話したいことがある。
今から迎えに行くぞ。ではな。


相変わらずの初魅節全開だ。
……こりゃなーんかイヤな予感がするねぇ?

歌川生徒
ねえ、アレって……初魅さんじゃない?

歌川生徒
ヤバ、スポーツカーがあんなに似合う人いる?


はぁ。今から迎えに行くって言ったそばから待ち構えてるなんてさ。
軽くホラーだねぇ。

初魅
ん……ああ。良いタイミングだ。
丁度今、来たところだよ。


初魅はただでさえ目立つんだから、そんな堂々としないでくれる~?

初魅
何故こそこそする必要がある? 私は人目憚る怪人ではない。
ありのままの姿であることに、不都合があるとでも?


はあ、想像通りのリアクションありがたいねぇ。

初魅
それとも、バラの花束のひとつでも持ってくるべきだったか。
であれば、すまなかった。お詫びにキスのひとつでも……。

近くで観ていた女子たち
キャー!


ないない。
それより、話があるんでしょう?

初魅
ああ、そうだ。車に乗れ。


はいよ。


ひゃー、こんな所まで来たんだ。

初魅
良い風だ。そうは思わないか?


ま、近い割になかなか来ないよね。海なんて。

初魅
容、お前だろう。
大黒に寄り添ってくれたのは。


なにさ、藪から棒に。

初魅
感謝している。


感謝されるほどじゃないって。
一方的に決めつけなさんな。

初魅
ふふ、否定はしないのだろう?


アタシの言葉なんて、大した意味なかったかもしれないよ。

初魅
そうか?
大黒が正しい答えへ至るために必要だったと、私には思えるがね。


買いかぶりすぎ。あれくらい、誰でも言える。


最後に答えを見つけたのは、大黒自身だよ。

初魅
では、別の質問にしよう。
……お前は最初の大黒の判断をどう思った?


ほめられたもんじゃないね。
自分を削り続けたら、いつか擦り減って何もなくなる。


でも……あの子なりにさ。自分を削らなきゃ輝けないって。
真剣に藻掻いて足掻いて悩み続けてどうにか見出した結果だったと思う。


表現者として、それを否定なんてできないよ。

初魅
そうか。お前もそう思うのだな。


……尊敬するよ。

初魅
——ん?

初魅
今、なんて?


Edenのために、自分ができる精一杯のことをしたいって思ったんだろうね。


愛されてるじゃん、アタシら。

初魅
ああ、ありがたい。

初魅
だが、それで身の破滅を招いては、元も子もない。


そういうところ、初魅はちゃんと大人だよ。

初魅
当然だ。
Edenの舞台の何もかもは、私の双肩に担われているのだからな。


大切なもののためなら、
全ツッパできるのが初魅だもんね。

初魅
言うまでもなく、お前も大切なもののひとつだ。


はいはい、ありがとさん。


おお〜、冷えてきたねぇ。
そろそろ帰——

初魅
容。

初魅
Edenは大切か?


……え?
初魅
容。

初魅
Edenは大切か?


え?


なーにを今さら。そりゃ、大切さ。
Eden歴で言えば、アタシは初魅より長いんだよ?

初魅
長ければ愛着が形成されるものでもないさ。
堕落し、無為な時間を過ごして腐りゆく人間だっている。


あー、まーね。
昔のEdenにもそういう人はいたかな?

初魅
お前はどうなんだ?
お前は、今のEdenをどう思ってる?


どうしたどうした、いつにも増してしつこいじゃないの。

初魅
私は私の理想を体現したい。
それにはお前が必要だと思っている。

初魅
今回、大黒は大きな進化を見せてくれた。
自らの殻を破り、自分が最高と信じる主演をやってくれたと思う。


……そうだね。

初魅
容、お前はEdenが大切か?
……Edenで夢を叶えたいと思えるか?


……アタシは——


(——大切さ)


(大事な居場所に決まってるじゃない)

大黒
でも……ちゃんと好きにならなきゃいけない……。
Edenで舞台に立ち続けるために……。

大黒
……自分のことを全部は好きになれなかったとしても、
Edenのために……恥ずかしくない演技をします……。

大黒
そのためには、今は練習するしかない……。
私の頼れるものは、それしか残ってないんだから……!


(……あそこまでの決意ができるかってーと、
 自信ないけどさ)


(……叶えられるのかな、アタシに)


…………。

初魅
どうした? 黙り込んで。


……えへへ、
いやあ、そこまで真剣に聞かれると答えづらいよ。


ほんと、初魅が来て、
Edenは変わったよね。

初魅
そうだな。
傾頽しかけていた楽園は私が破壊した。


あの頃のEdenも別に嫌いじゃなくてさ。
でも、変わっていくEdenの未来にワクワクした。

初魅
お前は数少ない、残ってくれたメンバーだ。感謝しているよ。


そうだよ~。
初魅が来てから、毎日刺激的なんだから。

初魅
……私の理想が高いことは知っている。
だが、皆がそれぞれ目指すものはわからない。

初魅
——私は、大黒にも言った通り、
自分自身が大好きだ。

初魅
だからEdenの皆にも、そうであってほしい。
そうなれないなら、私が導きたいとも思っている。

初魅
それでこそ私が理想とする劇団は完全になる。


……初魅は本当に舞台が好きなんだね。
Edenで夢を叶えたいって思ってるんだ。

初魅
……ああ問い詰めるようなことをして悪かった。
ただ、聞いてみたかっただけだ。


……。
……うん。


(……ごめんね。
 アタシは、全ツッパ苦手だからさ)


(安全牌で回して、形式聴牌取れれば御の字)


(役満なんて狙わない)


(そんなアタシは……)


(初魅の求める、役者なのかな)

初魅
容。




初魅
私は役者に恵まれている。
Edenはこれからもっともっと高みへ登っていくぞ。

初魅
そのためにも、やりたいことは全てやる。
お前にもついてきてもらうからな。


……はぁ。


初魅にはやっぱりかなわないねぇ。

初魅
当たり前だろう、私はEdenの創造主だからな。
……だが、お前も十分すごい役者だ。


ははは、ありがと。
身に余る光栄ですよっと。

初魅
なあ、容。
お前は自分が好きか?


……んー?


さぁ、どうだろうねぇ。

初魅
またいつか、答えを聞かせてくれ。


あいよ。


う〜、さぶっ。温かいものでも食べてかない?
国道沿いに安くてさ、値段相応のラーメン屋があるんだよ。

初魅
ほう、お前のオススメなのか?


そうだね。


初魅には、一度食べてみてもらいたいかな。