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【SSR】Fantasma
出镜角色
队长技能
Never end struggle:
凛属性のアクターの演技力が28~80%上昇
技能
演技力アップⅢ+:
自身的演技力提升17.5~63%
P.ゲージ獲得量アップ+:
センスによるP.ゲージの獲得量が48~204%UP
◆发动条件:由凛属性的演员装备
(技能于5级解锁)
P.ゲージ上限ブースト:
センス発動直後、P.ゲージの上限が36~114上昇
◆发动条件:由凛属性的演员装备
(技能于8级解锁)
隶属活动
Operation: Game Festival!
登场时间
2025/3/31
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「Fantasma」配役
サン(セレクターワン/異能力者):猫足蕾
ディーナ(セレクターワン/異能力者):白丸美兎
璃々(ガーディアン/無能力者):本巣叶羽
「Fantasma」
■第一幕
新エネルギーが発掘された近未来の惑星、ヒナティブ。
人々は資源が枯渇した地球を捨て、新天地へと移り住んだ。
それから時を経て。
人類が再び資源問題に直面する中、新たなエネルギーとして発見されたのが幻想子(ファンタズマ)と名付けられた物質だった。
研究が不十分なままメリットだけが先行して広まり、世論に押されてファンタズマは膨大な量が生産されていた。
一方で、新物質に懐疑的な反ファンタズマ派は、安全性についてもっと調査すべきだと訴えたが世論に声は届かず、過激化した一部派閥が研究施設を破壊しようと試みる事態に。
その際に起きた事故により、化学反応を起こし変質したファンタズマが大気中に飛散されてしまう。
人々が不安げに見上げる空には、粒子の渦が覆い尽くすように広がっていた。のちに、この変質した物質は「ネオ・ファンタズマ」と呼ばれることとなる――
サンはビルの壁にもたれかかり、辺りの様子をうかがっていた。
「ファンボムセット、完了」
背後からの声に振り返るサン。そこには愛用する刀を担いだディーナがいた。
「え、早っ。さすが<ノーザンライツ>のメンバーだね」
驚くサンを横目に、ニコリともせずディーナは足早に歩き始める。
「次の任務まで時間がない。置いていくぞ」
「せっかちだなぁ」
「一日も早く世界を変革する、それが私たち【セレクター・ワン】の使命だ」
セレクター・ワン――それは大気に散らばったネオ・ファンタズマにより特殊能力を持って生まれてきた人間のこと。
彼らは自分たちが選ばれし新時代の担い手だと自負し新たな世界を創ろうとしているのだった。
「Fantasma」
■第二幕
廃工場の窓から、璃々は空を眺めていた。
まだ彼女が生まれる前、この青い空がネオ・ファンタズマによる粒子の渦に覆われたという。
数日もすると粒子は輝きを放ちながらヒナティブ全土へ降り注いで大気に溶け込んでしまったという。
それ以来、世界に異変が続いた。新種の生物が数多く発見され、これまでの常識では測れない超常現象が頻発。そして、特殊な能力に目覚める人間まで出現した。
これをファンタズマの影響だと確信した推進派はさらなる研究と開発を進めたのだった。
璃々はスケッチブックと鉛筆を取り出すと、絵を描き始める。
雄々しい山々、川が流れ、木々が風にそよいでいる風景。
それは祖父から何度も聞いた、地球の姿だった。
「地球、見てみたかったなぁ」
そこへ荒々しい足音が近づいてくる。
セレクター・ワンとの戦いから仲間たちが戻ってきたようだ。
璃々はスケッチブックを仕舞うと急いで立ち上がり、足音の方へと小走りに駆けだす。
新たな世界を創ろうとするセレクター・ワンたちに対し、現在の秩序を守るべく立ち上がった彼らは、衛士<ガーディアン>と名乗り戦いを続けている。
彼らは皆、特殊な能力を持たない普通の人間だ。
能力者を増やすためネオ・ファンタズマを拡散する爆弾、通称「ファンボム」を各所に仕掛けるセレクター・ワンと、
それを阻止しようとするガーディアンの戦いは、年々激しさを増していた。
「Fantasma」
■第三幕
「便利だな、その力」
薪に火を灯したサンに、ディーナはまったく淡々と言った。
「なぜどこの組織にも所属しない?
その能力ならノーザンライツも歓迎するはずだ」
「んー……」
サンは炎を見つめながら曖昧にほほ笑む。
――それは今日みたいに寒い日のこと。
ファンボムを仕掛けたサンは敵に見つからないように狭い路地を走り、拠点を目指していた。
その道中、ひとりのガーディアンが倒れていた。警戒し武器を構えるが、相手は気を失っているようで動かない。
サンがゆっくりと近づき観察すると、自分と同年代の少女だった。
息遣いが荒く、サンが額に手を乗せるとひどく熱を持っていた。
感染症で倒れたようだ。
サンは一瞬迷ったが、少女を近くの建物に運び入れ、落ちていた木と紙に火を灯した。
「う……ううっ……」
「よかった、気が付いた」
やがて少女が目を覚ます。
「わたしの持ってた薬を飲ませたから、効いてくれば楽になるはずだよ」
「……助けて、くれたの? ありがとうございます……」
困惑しながらも礼を言った少女は、璃々と名乗った。
「あなたは……セレクター・ワンですよね」
サンは静かにうなずいた。
それからしばらく、ふたりは無言で焚き火を見つめる。時間と共に、相手に敵意がないことを互いに確信する。
やがて、彼女たちは少しずつ互いの身の上を語り始めた。
「え、地球を知ってるの?」
「おじいちゃんのおじいちゃんが地球に住んでて……」
ふたりはいつしか時間も忘れて語り合った。
能力のこと、地球のこと、ファンタズマのこと、ヒナティブのこと……
相容れないはずのふたりが、この時間だけはお互いを理解し、受け入れていた。
やがて朝を迎えて。
「じゃあね、次は倒れてても助けないよ」
「はい、私も爆弾は爆破させませんから! さようなら」
ふたりは永遠の別れを告げた。
まだ炎を見つめてほほ笑んでいるサン。
ディーナは立ち上がると武器を担ぐ。
「……そろそろ休憩終了、任務の時間だ」
「Fantasma」
■第四幕
ネオ・ファンタズマの研究施設である「シン」と呼ばれる巨大タワー。
今日も厳重な警備に守られている。
シンが見下ろす街は、あちこちで炎と煙が立ち上がり、
激しい怒号、そしてクラクションやサイレンが鳴り響いている。
サンとディーナは闇に紛れ、ファンボムを手に路地を駆け巡る。
一方で、銃を構えた璃々は「よし……!」と小さく気合いを入れ、
仲間と共に廃工場を後にする。
相容れない者同士の戦いに終わりはない。
本巢叶羽
うひひ、身体丸見え。
ほれほれ、はいっ! もーらいっ!
白丸美兔
きゃっ! またヘッドショット……!?
すごい……。
猫足蕾
むぅ……、私のサンと白丸のディーナが、
本巣の瑠々に近づくことすら出来ないとはな……。
本巢叶羽
いやー、3人でマッチ潜る前にカスタム籠って正解だったわ~。
ふたりとも身体出しすぎ、もう少し射線意識すればデスする頻度が下がるはずよ。
本巢叶羽
まぁ、FPS慣れてないみたいだからしょうがないけど。
最初は壁に張り付くことを意識するだけでもだいぶ違うわ。
猫足蕾
なるほど、そのようなテクニックがあるとはな。
それでは本巣がヘッドショットを当てまくっているのも何かやっているからなのか?
本巢叶羽
そりゃ、当然。ファンタズマに出てくるキャラはみんな頭の判定の高さが一律なの。
だからそのヘッドラインに合わせて置きエイムすれば――
猫足蕾
(語りにかなりの熱を感じる……。
イベントに呼ばれるほど、やりこんでいるから当然か)
白丸美兔
(叶羽ちゃん、ファンタズマのこと本当に大好きなんだね……!)