花蕾/活动剧情

• 开场【色とりどりの花(五彩缤纷的花)】：

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本段落中所使用的剧本原文，其著作权属于原权利人，仅以介绍为目的引用。

〔事務所〕

〔事务所〕

【周子】

【周子】

おはよー。どーもー、おひさー。

早上好～。大家好～，好久不见～。

【みく】

【未来】

おはよう ! 周子チャン !

早上好！周子酱！

楓さんも夕美チャンも、Pチャンも待ってたよ !

枫小姐也、夕美酱也、P酱也都在等着喵！

【楓】

【枫】

おはようございます。

早上好。

これで、みんな揃いましたね。

这下，大家都到齐了呢。

打ち合わせを始めましょうか。

我们开始会议吧。

【夕美】

【夕美】

ほら、志希ちゃん。起きてっ。

喂，志希酱。起床啦。

打ち合わせが始まるよっ !

会议要开始了哦！

【志希】

【志希】

むにゃー……ふわぁーーーーーあ。

嗯喵～……哈欠～啊。

んー、起きた ! おはよー !

嗯～，起床了！早上好～！

《おはよう》

《早上好》

【周子】

【周子】

で、今日はなんの打ち合わせで集合だっけ？

那么，今天是为什么会议集合来着？

ていうか、このメンツ、見覚えある気がする。

话说，这个阵容，感觉有点眼熟呢。

【夕美】

【夕美】

みんなでレコーディングと打ち上げしたよねっ。

大家一起录音和开庆功宴了呀。

みくちゃんからもらったネコミミ、大切にとってあるよ !

从未来酱那里收到的猫耳朵，我还好好保存着呢！

【みく】

【未来】

ほんと？

真的喵？

みくも夕美チャンからもらったお花、飾ってあるよ !

未来也从夕美酱那里收到的花，装饰着呢喵！

【楓】

【枫】

なつかしいわ……レコーディング、楽しかったですね。

好怀念啊……录音，很开心呢。

なぜか、打ち上げの記憶は曖昧ですけど……。

不过，庆功宴的记忆有点模糊……。

【志希】

【志希】

あたしもなんか気持ちよかったことしか覚えてないにゃー。

我也只记得感觉舒服的事情喵～。

【みく】

【未来】

志希チャンも楓さんも !

志希酱也是枫小姐也是！

もー、あのときは大変だったんだから !

真是的，那时候可够呛喵！

あんな危ない打ち上げなんてもうナシだからね !

那种危险的庆功宴再也不许搞了喵！

【夕美】

【夕美】

それで、そのメンバーで集合ということは、つまり……？

那么，这个成员集合，也就是说……？

《5人で歌ってもらう》

《请五人一起唱歌》

【周子】

【周子】

へー。あたしら5人でかぁ。いいじゃん。

嘿～。我们五人一起啊。不错嘛。

でも、もうちょっと教えてよ。

不过，再多告诉我点呗。

詳細を説明した……

详细说明后……

【みく】

【未来】

へー、5人でフェスに出るんだ !

嘿～，五人要参加音乐节喵！

プロダクション代表としての選出なら、頑張るしかないにゃあ～ !

作为制作公司代表被选中的话，只能加油了喵～！

【楓】

【枫】

代表なんて、なんだか気が引き締まりますね。

代表啊，总觉得让人紧张呢。

過大評価にも思えますけど……

虽然感觉有点被高估了……

選ばれたからには、ベストを尽くしましょう。

但既然被选中了，我们就尽力而为吧。

【夕美】

【夕美】

そっか、ユニット制じゃないからリーダーもなしなんですね。

这样啊，不是组合制所以没有领队呢。

個人個人、頑張らなくちゃ !

每个人都要努力才行！

【志希】

【志希】

そーお？

是那样喵？

あたしは気楽でいいと思うなー。

我觉得轻松点就好喵～。

LIVEをエンジョイしてさー……。

享受LIVE喵～……。

【みく】

【未来】

志希チャン !

志希酱喵！

今回はちゃんとやらなきゃダメなのにゃあ !

这次必须好好做喵！

【志希】

【志希】

ふぁーい。

好～喵。

【夕美】

【夕美】

でも、嬉しいなぁ……。

但是，好开心啊……

【楓】

【枫】

夕美ちゃん、いいことでもあった？

夕美酱，有什么好事吗？

すごく幸せそうな顔をしているようだけど。

看你好像很幸福的样子呢。

【夕美】

【夕美】

えぇ。『つぼみ』っていうすてきな歌をうたう機会をもらえて、

嗯。能有机会唱《花蕾》这么棒的歌，

こうしてステージで披露する機会がもらえて、

还能在舞台上表演的机会，

ファンのみんなにも聞いてもらえると思ったら……嬉しくって。

想到能让粉丝们听到……就很开心。

【周子】

【周子】

ふーん、夕美ちゃんはマジメだねー。

呼～嗯，夕美酱好认真啊～。

でも、この歌でイベントに出られるなんて思ってなかったから、

不过，没想到能用这首歌参加活动，

あたしもちゃんとしなきゃかなー。代表らしいし。

我也得好好干才行～。毕竟是代表嘛。

【志希】

【志希】

ん～……つぼみかぁ……あー、いい歌だよね。

嗯～……花蕾啊……啊～，真是好歌喵。

詩にもメロディにも、自然と気持ちが入るっていうか。

歌词也好旋律也好，自然地就投入感情喵。

不思議なんだけど……ヤな感じじゃなーい。

虽然有点不可思议……但感觉不坏喵～。

【みく】

【未来】

うんうん !

嗯嗯喵！

それに、花咲くいまの季節にぴったりな歌だし !

而且，很适合现在花开的季节喵！

【楓】

【枫】

花は、つぼみからひらく瞬間が最も美しいそうです。

据说花，从花蕾绽放的瞬间是最美的。

私たちも同じように、美しく咲きたいですね。

我们也想一样，美丽地绽放呢。

【夕美】

【夕美】

つまり……私たちはみんなまだ、つぼみなのかな？

也就是说……我们都是花蕾吗？

【みく】

【未来】

……かもしれないにゃ。

……可能是喵。

【周子】

【周子】

だとしたらさ。まだつぼみのあたしたちだけど、

要是那样的话。虽然我们还是花蕾，

いっちょこのステージで大輪の花、咲かせちゃおうよ !

但就在这个舞台上，绽放出大朵的花吧！

ねっ !

对吧！

【志希・楓】

【志希・枫】

おー !

哦～！

えぇ。

嗯。

【夕美・みく】

【夕美・未来】

はいっ !

好！

にゃー !

喵～！

• 第1话【向日葵色の親愛(向日葵色的亲爱)】：

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〔事務所〕

〔事务所〕

【志希】

【志希】

ぐでーん。

咕咚～。软绵绵软绵绵～。

ふにゃふにゃふにゃー。

【周子】

【周子】

いやいや志希ちゃん、やる気失いすぎでしょ。

哎呀呀志希酱，干劲全失了吧。刚才不是还元气满满地说『哦—！』之类的吗？制作人一走就变这样了？

『おー ! 』とか、さっき元気よく言ってたじゃん。

プロデューサーいなくなったとたんにそれ？

【志希】

【志希】

だってわかんないんだもん。何をどうするの？

因为人家不懂嘛。要做什么、怎么做？提出一些无法量化、无法数值化、无法定义的标语，是日本人的坏习惯啦～

定量化も数値化もできない、定義できないスローガンを掲げるのは

日本人の悪い癖だよー。

【周子】

【周子】

よし、こういうときは常識人の夕美ちゃんに聞いてみよう !

好吧，这种时候就问问常识人夕美酱吧！

【志希】

【志希】

あ、かわした !

啊，躲开了！

【周子】

【周子】

まーまー !

哎呀呀～！……所以说夕美酱，你怎么看？要从花蕾开花，具体该怎么做呢～

……というわけで夕美ちゃん、どう思う？

つぼみから花咲こうって、具体的にどうすんのかなー。

【夕美】

【夕美】

えっ、えぇっ？ 私に聞かれても？ !

哎、哎～？问我吗？！

【志希】

【志希】

夕美ちゃんが答えらんなかったら、終わりだよー。

如果夕美酱答不上来，就完蛋了哦～

【夕美】

【夕美】

うーん……。そうだなぁ……これは私の考えだけど、いいかな？

嗯……。这样啊……这是我自己的想法，可以吗？

【周子】

【周子】

どーぞどーぞ。なんかあるなら言ってみてー。

请说请说。有什么想法就说出来～

【夕美】

【夕美】

花を咲かせるっていうのは、たとえ話でしょう？

让花开，是个比喻吧？我们想想看，比如比平时更享受舞台，或者让大家看到我们活力四射的样子，是不是这样呢？

私たちで考えたら、いつもよりもっとステージを楽しむとか、

いきいきした姿を見てもらうとか、そういうことじゃないかなぁ。

【志希】

【志希】

ふむふむ。ふむ？

嗯嗯。嗯？

【夕美】

【夕美】

でもそのためには、しなきゃいけないことがあると私は思ってて。

但是我觉得，为此有些必须做的事。

【周子】

【周子】

しなきゃいけないこと？

必须做的事？

【夕美】

【夕美】

それは、なにかにチャレンジするとか、

就是，挑战一些事情，对没兴趣的部分产生兴趣，或者把做不到的事变成能做到……。

興味がなかった部分に興味を持ってみるとか、

できないことをできるようになったりとか……。

【夕美】

【夕美】

そういうことが大事なのかなって思うんだ。

我觉得这些很重要。……啊，那个，好像有点自以为是了，抱歉呢。只是随便想想而已！

……あっ、その、なんか偉そうにごめんねっ。

そんなことを、ただぼんやり考えてたってだけでっ !

【周子】

【周子】

へー。いやー、さすが常識人だわ。

嘿～。哎呀，不愧是常识人呢。认真考虑了该怎么做呢。

ちゃんと真面目にどうするか考えてたんだ。

【志希】

【志希】

ふむふむ、ふむふむ……。

嗯嗯，嗯嗯……。嗯—……挑战、兴趣、然后做它！

んー……Challenge, Interest, and Do it !

【周子】

【周子】

あいかわらずなに言ってんのかたまにわかんないけど、

还是老样子，有时听不懂你在说什么，但懂了就好。那么，就朝着那个目标……先从练习开始吧～

分かったならよかったわ。

じゃ、それを目指して……まずはレッスンでもやりますかねー。

【周子】

【周子】

って、そもそもレッスン場を押さえてなかったか。

对了，说起来还没预约练习室呢。要做的话得从明天开始吧～

やるなら明日からかなー。

【夕美】

【夕美】

あっ、レッスン場なら、もう準備してあるよ。

啊，练习室的话，我已经准备好了。走吧！

行こっか !

〔レッスンルーム〕

〔练习室〕

【志希】

【志希】

ふんふん……くんかくんか……

嗯嗯……嗅嗅嗅……这个房间，好清爽！刺激～！

なんかこの部屋、ぴしっとする !

刺激的～ !

【夕美】

【夕美】

あっ、気づいた？

啊，注意到了吗？为了让志希酱和大家能集中练习，我准备了薄荷香薰。

志希ちゃんやみんなが集中してレッスンできるように、

ペパーミントのアロマを用意しておいたの。

【周子】

【周子】

へー。レッスン場の手配といい、アロマの用意といい、

嘿～。无论是安排练习室，还是准备香薰，夕美酱真是能干的孩子呢～。为什么这么温柔地照顾我们？

ほんとに夕美ちゃんは出来た子だよねー。

なんでそんなに優しくしてくれるの？

【夕美】

【夕美】

特別優しくしているつもりはなかったんだけど……

我没有特别温柔的意思……这样啊，野外绽放的一朵花很美，但五朵一起绽放的话，我觉得更美。

そうだなぁ、野に咲く一輪の花はすてきだけど、

五輪揃って咲いてたら、もっとすてきだと思うんだ。

【夕美】

【夕美】

私はステージでそういう景色が見たいの。

我想在舞台上看到那样的景色。为此，光自己漂亮是不够的。大家一起努力，对吧？

そのためには、自分だけがきれいにできても、ダメだから。

みんなで頑張りたいじゃない？

【周子】

【周子】

なるほどね。いやー、心がキレイすぎる。

原来如此。哎呀，心太美了。而且想得很周到呢～

それにちゃんと考えてるなー。

【夕美】

【夕美】

……っていう理由は、いま考えたんだけどね。

……这个理由是我刚才想到的。安排练习室、准备香薰什么的，只是我想做就自然而然地做了而已。

レッスンルームの手配とか、アロマの準備とかは、ただそうしたくて

なんとなくやってただけなんだ。

【周子】

【周子】

あ、そうなん？ やっぱりそうだよね。

啊，是吗？果然如此呢。是那种行动先于思考的类型吧？……嘛，那就是夕美酱的风格啦！

頭より体が先に動くタイプだもんね？

……ま、それが夕美ちゃんらしさってことなんだろうけど !

【夕美】

【夕美】

えへへ……さて、そんなわけだから、

嘻嘻……那么，因此，我想和大家一起努力练习呢。呐，志希酱……志希酱？

みんなといっしょにレッスンも頑張りたいなっ。

ねぇ、志希ちゃん……志希ちゃん？

【志希】

【志希】

つーん。

滋—。

【周子】

【周子】

なにやってんの？

在干嘛？

【志希】

【志希】

しき、ミントかいだ。つーんとした。つーん。

志希，闻了薄荷。好清爽。滋—。

【夕美】

【夕美】

だ、大丈夫 ! ？

没、没事吧？！

【志希】

【志希】

大丈夫、大丈夫ー。

没事，没事～。只是大脑太清爽了而已～！

ちょっと脳がすっきりしすぎてるだけだからー !

【夕美】

【夕美】

ふふっ。志希ちゃんも考えるより先に動くタイプなのかな？

呵呵。志希酱也是行动先于思考的类型吗？那么，相似的我们，一起努力练习吧！

じゃあ、似たもの同士、レッスンも頑張ろうねっ !

【志希】

【志希】

おっけー !

OK～！

【夕美】

【夕美】

周子ちゃんも !

周子酱也来！

【周子】

【周子】

はいよー。

好嘞～。

• 第2话【水縹色の自由(水蓝色的自由)】：

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本段落中所使用的剧本原文，其著作权属于原权利人，仅以介绍为目的引用。

〔レッスンルーム〕

〔练习室〕

【みく】

【未来】

……ワン、ツー、スリー、フォー

……一、二、三、四

あ、あれ、次ってどっちだったっけ。えっと……。

啊、哎呀，下一步是哪边来着。嗯……喵？

【夕美】

【夕美】

右から左だよっ。

从右到左唷。

もう一回やる？

再来一次？

【みく】

【未来】

……じゃあ、今のところもう一回お願いにゃ !

……那，从现在开始再来一次拜托喵！

……ううん、今のところじゃなくてやっぱり最初っから !

……不，不是从现在开始，果然还是从头开始喵！

【夕美】

【夕美】

最初っからね。でも……大丈夫？

从头开始呢。不过……没关系吗？

みくちゃんさっきからずっと踊りっぱなしだよ？

未来酱从刚才起就一直跳个不停呢？

【周子】

【周子】

ちょっとは休憩したらー？

稍微休息一下呗？

【みく】

【未来】

うーん、だって振り付けが覚えられてないの、

嗯～，可是舞蹈动作记不住，这里只有未来一个人没记住喵……

この中だとみくだけだし……。

【周子】

【周子】

そりゃこの中ではの話じゃん？

那只是说在这里吧？枫小姐和志希酱呢？

楓さんと志希ちゃんは？

【夕美】

【夕美】

楓さんは別件のお仕事があるから、

枫小姐有其他工作，大家合练要到前一天才可能唷。

みんなで合わせるのは前日までできないみたい。

志希酱说已经记住动作了，就在那里睡午觉呢

志希ちゃんはもうフリ覚えたからって、そこでお昼寝してるよ。

【周子】

【周子】

楓さんはともかく、志希ちゃんは猫っぽいっていうか天才肌だなー。

枫小姐姑且不论，志希酱是猫系还是天才型呢～

空気読まない辺りもあの子らしいね。

不看气氛这点也很像她呢。

【みく】

【未来】

みくは……負けてられない !

未来……不能输喵！再来一次，从头开始喵！

もう一回、最初から !

【周子】

【周子】

べつに、そこで張り合わなくったって。

没必要在那里较劲呗。

志希ちゃんの猫っぽいところもあれはあれでかわいいもんよ？

志希酱猫系的地方那样也挺可爱的呗？

【みく】

【未来】

そ、そういうことじゃないし !

才、才不是那样喵！偶像工作偷懒什么的太差劲了喵！

アイドルのお仕事で手を抜くなんてやなの !

【周子】

【周子】

んー、手を抜けって言ってるわけじゃなくって、

嗯～，不是说偷懒，只是说休息一下而已呗……

休憩したらーって言ってるだけなんだけど……。

【みく】

【未来】

だって、やっとできそうになってきたのに、

可是，好不容易快学会了，在这里休息可能会忘掉喵……

ここで休んだら抜けちゃうかもしれないもん……。

【周子】

【周子】

ま、あたしには関係ないからいいけどねー。

嘛，反正跟我没关系，随便呗～

【夕美】

【夕美】

周子ちゃん。周子ちゃんのつぼみは、そこにあるのかも。

周子酱。周子酱的花蕾，可能就在那里呢

【周子】

【周子】

え……？

诶……？

【みく】

【未来】

みく……間違ったこと言ってないもん。

未来……没说错什么喵。只是觉得必须努力喵。

頑張らなきゃって思ってるだけだもん。

【夕美】

【夕美】

……つぼみ、ね？

……花蕾，呢？

【周子】

【周子】

あぁ……こないだの話？

啊……之前说的？『试着对不感兴趣的部分产生兴趣』……呗。嘛，或许是吧。

『興味がなかった部分に興味を持ってみるとか』

……かぁ。まぁ、そうかな。

【周子】

【周子】

みくちゃん。

未来酱。我，自己说也有点那个，超级我行我素呗。

あたし、自分でいうのもなんだけど、超マイペースだからさ。

无论什么时候都想按自己的节奏来呗。

どんなときも自分のペースでいたいんだよね。

【周子】

【周子】

レッスンだって、こうして合同でやってるけど、

练习也是，虽然这样合练，但每个人都有擅长不擅长的，所以我觉得没必要勉强配合呗。

個人個人で向き不向きがあるし、

だからこそ、無理に合わせる必要もないと思ってる。

【周子】

【周子】

でも、それってレッスンを頑張りたいみくちゃんを

不过，那并不是想否定想努力练习的未来酱。我只是说，换作我，会穿插休息来做呗。

否定したいわけじゃなくってさ。

あたしなら、休憩挟みつつやるよーっていうだけなんだよ。

【みく】

【未来】

……うん。

……嗯喵。

【周子】

【周子】

ま、そこはそこであたしも直さなきゃいけないところなんだけど……

嘛，那方面我也有需要改正的地方……不过，我不想做到痛苦的地步呗。

でも、つらい思いをしてまではやりたくないしさ。

而且看到伙伴辛苦的样子，嘛，也不太好呗。

仲間がつらそうにしてるのを見るのも、まぁ、いいもんじゃないし。

【みく】

【未来】

……そうだね。

……是喵。

【周子】

【周子】

ぶっ続けで練習してたら効率だって悪くなるじゃん。

连续练习效率也会变差呗。喏，看看录像，确认哪里不好呗？身体休息的同时记动作，休息也不浪费呗。

ほら、記録用のムービー見て、どこが悪かったか確認したら？

身体休めながら覚えたら、休憩も無駄にならないよ。

【みく】

【未来】

それは、そうかも。

那，或许是吧喵。

【夕美】

【夕美】

ねっ。ほら、みくちゃん、このタオル使って !

喏。来，未来酱，用这个毛巾！还有饮料唷！

ドリンクもあるから !

【みく】

【未来】

夕美チャン……ありがとにゃ。

夕美酱……谢谢喵。周子酱也……谢谢喵。

周子チャンも……ね。

【周子】

【周子】

よしよし。

好啦好啦。那么，趁未来酱休息，周子酱来跳一下呗～

それじゃ、みくちゃんが休んでるあいだに、

ちょっくらシューコちゃんが踊ってみますかー。

【夕美】

【夕美】

おっ、周子ちゃんの本領、発揮かな？

哦，周子酱的本领，要发挥了吗？

【周子】

【周子】

よっ、とっ、そらっ !

哟、嗒、来吧！

【みく】

【未来】

ぜ、ぜんぜん踊れてないにゃあ～ ! !

完、完全没跳好喵～！！

【周子】

【周子】

ま、案外そんなもんだよね。あっはっは !

嘛，意外地就那样呗。啊哈哈！所以，别着急慢慢来呗。对吧！

だから、焦らずやってこうよ。ね !

【みく】

【未来】

まーったく、仕方ないにゃあ !

真～是的，没办法喵！

【夕美】

【夕美】

ふふっ。休憩したら、またみんなでがんばろうねっ。

呼呼。休息好后，大家再一起加油唷

• 第3话【臙脂色の歌声(胭脂色的歌声)】：

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本译文由生成式AI生成，未能一一校对，欢迎您进行检查或润色；您也可替换为您的版本并标注译者

本段落中所使用的剧本原文，其著作权属于原权利人，仅以介绍为目的引用。

〔収録スタジオ〕

〔录音室〕

【みく】

【未来】

ふぅ……おわったにゃ～。

呼……结束了喵～。

【楓】

【枫】

みくちゃん、お疲れさま。

未来酱，辛苦了。

今日は午前中から『つぼみ』のヴィジュアル撮影に

今天从上午开始就是《花蕾》的视觉拍摄，

ヴォーカルレッスンと、大変でしたね。

加上声乐练习，真是够呛呢。

【志希】

【志希】

ハードなスケジュールだよねー。

日程排得真紧啊～。

でも、忙しくなってくると、LIVEステージが

不过，一忙起来，就感觉

近づいてきたって気がする !

LIVE舞台越来越近了！

【みく】

【未来】

ふふっ、そうかも !

呼呼，是啊！

だんだん、ドキドキそわそわしてくるのにゃ !

渐渐地，心跳加速坐立不安了喵！

【志希】

【志希】

って言うけど、今日のみくちゃんネコミミついてなかったよね？

嘴上这么说，但今天的未来酱没戴猫耳对吧？

そのせいじゃないの？

会不会是因为这个？

【楓】

【枫】

そういえば、グラビア撮影のときも、ついてませんでしたね。

说起来，拍写真的时候也没戴呢。

いまは……ヘッドホンの邪魔になるから、取ったのかしら？

现在……是因为耳机碍事，所以摘掉了吗？

【みく】

【未来】

わぁぁ ! そ、そうだけど !

哇啊啊！是、是没错啦！

ねこみみがないみくに何か問題でも ! ？

没有猫耳的未来有什么问题喵！？

【志希】

【志希】

ん～……

嗯～……

みみなしじゃ、みくにゃんじゃなくなっちゃうんじゃない？

没有耳朵的话，不就变成未来而不是未来喵了吗？

【みく】

【未来】

えぇ～じゃあ、何になるって言うのにゃ ! ？

哎～那你说会变成什么喵！？

【志希】

【志希】

みく。

未来。

【みく】

【未来】

みくはみくだよ ! ？

未来就是未来喵！？

【志希】

【志希】

違うよ ! みくにゃんはみくじゃないよ ! みくだよ ! !

不对哦！未来喵不是未来！是未来啦！！

【みく】

【未来】

え、えぇ～……。

哎、哎～……。

【楓】

【枫】

ふふっ。まるで謎かけみたいですね。

呼呼。简直就像谜语一样呢。

【志希】

【志希】

あ、もしかして、しっぽはついてる？ ! ちょっと見せてみ……。

啊，难道说，尾巴还戴着？！让我看看……。

【みく】

【未来】

キャー ! スカートめくるのやめるにゃあ ! !

呀！不要掀裙子喵！！

【みく】

【未来】

はぁ……みく、なんか疲れた。

哈……未来，感觉有点累了。

【楓】

【枫】

ふふっ。みくちゃんと志希ちゃん、仲良くていいですね。

呼呼。未来酱和志希酱，关系这么好真不错呢。

【志希】

【志希】

にゃは～。

喵哈哈～。

【みく】

【未来】

まぁ……はい……。どうも……。

嘛……是的……多谢……。

【楓】

【枫】

でも、さっき志希ちゃんが言っていたこと、

不过，刚才志希酱说的话，

意外と的を得ていますよね。

意外地切中要害呢。

【みく】

【未来】

さっき志希チャンが言ってたことって……

刚才志希酱说的……

ねこみみをつけてないみくはみくかってこと？

是指没戴猫耳的未来是未来这件事吗？

【楓】

【枫】

えぇ。そんなこと、考えたことありませんか？

是的。这种事，你没考虑过吗？

【志希】

【志希】

考えたことあるに決まってるよ ! だってみくちゃんマジメだもん !

肯定考虑过啦！因为未来酱很认真嘛！

【みく】

【未来】

うっ……。たしかに、今回のステージ、みくはずっと悩んでたの。

呜……确实，这次的舞台，未来一直在烦恼。

イベントのグラビアは耳もしっぽもナシ、歌はみくらしさとは

活动的写真没有耳朵也没有尾巴，唱的歌也和

全然違う、きれいな歌……。

未来本色完全不同，是首优美的歌……。

【みく】

【未来】

ソロで、自分の曲をもらうときはみくらしさを出せるけど、

solo时，唱自己的曲子能展现本色，

みんなと歌うときはどうしたらいいか……

但和大家一起唱的时候该怎么做……

それこそ、どんな顔して歌ったらいいのかなって。

特别是，该用什么表情去唱呢。

【楓】

【枫】

どんなとき、どんな歌であっても、

无论何时，无论唱什么歌，

自分らしさを表現したいですよね。

都想表现出自己的本色呢。

【志希】

【志希】

そんなの、デフォルトにしてればいいんだよー。

那种事，保持默认状态就行啦～。

【みく】

【未来】

そんなのって言われてもわかんないから !

说这种话我也不懂喵！

【志希】

【志希】

んもー。

真是的～。

【みく】

【未来】

みくは、ねこみみもねこしっぽも無しで、自分らしくいるのって、

未来，没戴猫耳没戴猫尾，要怎样做自己，

どうしたらいいかわかんない。もし、それを見つけられたら、

实在搞不懂。如果能找到的话，

つぼみが花になったって言えると思うんだ。

感觉花蕾就能开花了。

【楓】

【枫】

そうね……正解は分からないけど、みんなと同じ歌をうたって、

是啊……正确答案虽然不知道，但和大家唱同样的歌，

それでも出てくるところがみくちゃんらしさじゃないかしら。

还能展现出来的地方，不就是未来酱的本色吗？

【みく】

【未来】

5人で歌って、出てくるところ……。

五人一起唱，还能展现出来的地方……。

【志希】

【志希】

でもそれは、5人を同時に観察できる人間しか発見できないよね。

但那只有能同时观察五个人的人才发现得了哦。

ってことはつまり、ファンしか気づけないことなんだなー !

也就是说，只有粉丝才能注意到的事啦～！

【楓】

【枫】

自分らしさが自分には見えない……ふふっ。

自己的本色自己看不见……呼呼。

やっぱり謎かけみたいですね。

果然像谜语一样呢。

【みく】

【未来】

……じゃあ、みくはファンの猫チャンたちに見つけてもらうにゃ !

……那未来就让粉丝猫猫们来发现喵！

みくの、みくらしいところを……ステージの上で !

未来的、未来本色……在舞台上喵！

• 第4话【深紅の情熱(深红的热情)】：

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本段落中所使用的剧本原文，其著作权属于原权利人，仅以介绍为目的引用。

〔LIVE会場〕

〔LIVE会场〕

【周子】

【周子】

ついに本番かー。あっという間だったなー。

终于要正式表演了ー。时间过得真快啊ー。

始まる前からもうあたし、感動いっぱい胸いっぱいだわ。

还没开始我就已经，感动得心潮澎湃了。

【楓】

【枫】

それなら私も一杯、付き合いましょうか。なんて。うふふ。

那么我也陪你喝一杯吧。开个玩笑。呵呵。

【志希】

【志希】

じー……。

盯——……。

【周子】

【周子】

ところが残念、あたしはまだ未成年なんで、

不过可惜，我还未成年呢，

一杯お付き合いはできないんだなー。

不能陪你喝一杯啦ー。

二十歳になったらおいしいお店教えてもらえます？

等我二十岁了，能告诉我好吃的地方吗？

【楓】

【枫】

もちろんです♪ いっしょに飲める日が楽しみですね。

当然可以♪ 一起喝酒的日子我很期待呢。

【志希】

【志希】

じー……。

盯——……。

【周子】

【周子】

こんどこそ、危ない打ち上げじゃなくって、

这次一定要，不是在危险的庆功会上，

ちゃんとしたお店で……って何よ、志希ちゃん？

而是在正经的店里……话说，志希酱？

会話に混ざりたかったら入っておいでよー。

想加入对话的话就过来呗ー。

【楓】

【枫】

なにか、考えごとかしら？

在想什么吗？

【志希】

【志希】

つぼみについて、考えてたー。

我在想花蕾的事ー。

【楓】

【枫】

つぼみについて……？

花蕾……？

【志希】

【志希】

『なにかにチャレンジするとか、

就是那个『挑战些什么啦，

興味がなかった部分に興味を持ってみるとか、

对没兴趣的部分产生兴趣啦，

できないことをできるようになったりとか……』ってやつ。

做不到的事情变得能做到啦……』之类的。

【周子】

【周子】

あぁ、アレね。

啊，那个啊。

【志希】

【志希】

あたしは、アイドルそのものがチャレンジだし、

对我来说，当偶像本身就是挑战，

できないことはないから、

没有什么做不到的，

興味を持ってみることにしたの。みんなに。

所以我决定对大家产生兴趣。

【楓】

【枫】

へぇ……それで、どうだったのかしら？

诶……那，结果怎么样呢？

【志希】

【志希】

夕美ちゃんはみんなとの景色をみたいって言ってた。

夕美说想和大家一起看风景。

だから、裏方の仕事を勝手にやってる。

所以，她擅自做后台工作。

損得もないし、感謝されるためじゃない。すごくない？

既没得失，也不是为了被感谢。很厉害吧？

【志希】

【志希】

みくちゃんは自分らしく歌いたいって言ってた。

未来说想唱出自我。

そう思ってる時点で、もう自分があるよね。

能这么想，说明她已经有自我了呀。

でも素直だから、ぜんぜん気づいてない。かわいいよね。

但她太单纯了，完全没意识到。可爱吧？

【周子】

【周子】

あー。それ以上先は、いいよ。

啊—。再往后就别说了吧。

【志希】

【志希】

周子ちゃんは自由でいたいって言ってた。

周子酱说想自由自在。

でも、まだダンスが覚えられてないみくちゃんのために、

但是，为了还没记住舞蹈的未来酱，

わざと踊れないふりをしてた。自分から、嘘をついたよねー。

故意装作不会跳。自己主动撒了谎吧ー。

【周子】

【周子】

あちゃー。やっぱバレてたか……。

哎呀—。果然被发现了啊……。

これだから鼻が利く子は……。

所以说鼻子灵的孩子就是……。

【志希】

【志希】

みんながそれぞれのつぼみを育ててる。

大家各自在培育自己的花蕾。

楓さんのは聞いてないけど……。

枫姐的没听过……。

でも、あたしはなにを育てたらいいか、わかんない。

但是，我不知道该培育什么。

【楓】

【枫】

志希ちゃん……。

志希酱……。

【志希】

【志希】

今まではどんなことをしてたって正解は見えたんだよ。

以前无论做什么，都能看到正确答案。

テストだって、勉強だって、研究だって、どんなパズルも

考试也好，学习也好，研究也好，什么谜题

すぐに解けて、周りの大人はみんな褒めてくれた。

都能立刻解开，周围的大人都夸奖我。

【周子】

【周子】

でも、ステージ直前になってもまだわかんない、と。

但是，都快到舞台了还是不明白，是吗。

【楓】

【枫】

そう……。

是啊……。

なら、志希ちゃん、植物についてのクイズね。

那么，志希酱，来个关于植物的猜谜吧。

種が発芽する条件って知ってる？

种子发芽的条件，你知道吗？

【志希】

【志希】

んー、ボタニーは専攻と全然違うけど……

嗯—，植物学不是我的专业……

酸素と水、それと……光、じゃない、熱だったかなー？

氧气和水，还有……光？不对，是热吧—？

それがどうかした？

这怎么了？

【周子】

【周子】

……普通それさらっと出てこないわ。

……一般不会这么轻松说出来吧。

【楓】

【枫】

ふふ。

呵呵。

植物の種だって芽が出るためには条件が必要でしょう？

植物的种子要发芽也需要条件吧？

志希ちゃんも、同じかもしれないわ。

志希酱你可能也一样哦。

【周子】

【周子】

あー。そうね。

啊—。是啊。

水と酸素はあっても、熱が足りないとかさ？

就算有水和氧气，热不够之类的？

【志希】

【志希】

……熱？

……热？

【楓】

【枫】

そう。熱が足りないのかも。

对。可能热不够。

【志希】

【志希】

どこでなら、見つけられる？

在哪里能找到？

ねぇ、どこにあるの？

喂，在哪里啊？

【周子】

【周子】

言うてあと6時間後には、もらえるんじゃないかなー。

要说的话，大概6小时后就能收到了吧ー。

ステージの上で、たくさんのファンからさ。

在舞台上，从很多粉丝那里。

【楓】

【枫】

えぇ。温かな情熱を、もらえると思うわ。

嗯。我觉得能收到温暖的热情。

【志希】

【志希】

……そっか ! ステージ !

……原来如此！舞台！

あたしの全身が興奮でいっぱいになる、ステージ !

让我全身充满兴奋的，舞台！

そこでなら、熱がもらえる ! つぼみが咲ける !

在那里的话，能收到热！花蕾能绽放！

【周子】

【周子】

なら、いまはなくても、いいんじゃない。

那么，现在没有也没关系吧。

【楓】

【枫】

ステージを、満喫しましょうね。

尽情享受舞台吧。

【志希】

【志希】

うん ! 高まってきた ! あたし、ステージに立ちたい !

嗯！兴奋起来了！我，想站上舞台！

はやく ! はやくはやくはやく～ !

快点！快快快～！

【周子】

【周子】

ふふふっ、走り回ったって時間は早くやってこないよ～。

呵呵呵，跑来跑去时间也不会快点来哦～。

【志希】

【志希】

は～や～く～ !

快～点～！

• 第5话【萌葱色の心(萌葱色的心)】：

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本段落中所使用的剧本原文，其著作权属于原权利人，仅以介绍为目的引用。

〔LIVE終了後〕

〔LIVE结束后〕

【みく】

【未来】

あらためて本番、お疲れさまにゃ～。

再次祝贺正式演出辛苦了喵～。

【夕美】

【夕美】

いいステージになったよね。

舞台很棒呢

みんな、思い思いにパフォーマンスしてたみたい。

大家似乎都在随心所欲地表演着

【楓】

【枫】

……。

……。

【みく】

【未来】

ん？ 楓さん？

嗯？枫姐？

【楓】

【枫】

……はぁ。

……哈啊。

【夕美】

【夕美】

楓さん、客席をじっと眺めて……どうかしたんですか？

枫姐，一直盯着观众席……怎么了呢？

【楓】

【枫】

あぁ、ごめんなさい。

啊，抱歉。

ちょっと思い出していて。

刚才在回想一些事情。

本番が始まる前に、志希ちゃんに言われたんです。

正式演出开始前，志希酱对我说过话。

【楓】

【枫】

『なにかにチャレンジするとか、

『挑战些什么，

興味がなかった部分に興味を持ってみるとか、

或者对不感兴趣的部分尝试感兴趣，

できないことをできるようになったりとか』……って。

或者把做不到的事情变成能做到』……之类的。

【夕美】

【夕美】

あ……それ、私が言ったつぼみの話ですね。

啊……那是我说过的花蕾话题呢

【楓】

【枫】

そう……志希ちゃんは、つぼみを咲かせるために、

是啊……志希酱说，她正在思考为了让花蕾绽放而需要做的事情。

必要なことを考えているって言ってました。

【楓】

【枫】

そのときは、私も偉そうにアドバイスしたんです。

那时候，我还自以为是地给了建议。

志希ちゃんが珍しく思い悩んでいるようだったから、

因为志希酱难得显得烦恼的样子，

あなたに足りないものはこれじゃないかしら、なんて。

就说了“你缺少的不就是这个吗”之类的话。

【みく】

【未来】

そうなんだ。

这样啊喵。

でも、それがどうかしたにゃ？

但那有什么问题喵？

【楓】

【枫】

内心では、私、困ってたんです。

其实，我很困扰。

【夕美】

【夕美】

困る……？

困扰……？

【楓】

【枫】

ほかのお仕事が忙しくて、みんなとちゃんとレッスンもできなくて。

其他工作太忙，都没法和大家一起好好练习。

それでも、周りからは完璧な姿を要求されて。大人に見られて。

即使如此，周围还是要求我保持完美形象。被视为大人。

大人だから、できないことはないと思われていたでしょう。

因为是大人，所以被认为没有做不到的事情吧。

【楓】

【枫】

でも、この歳になったって、できないことはたくさんあるんです。

但是，就算到了这个年纪，做不到的事情还有很多。

悩むことや迷うことだってたくさんあるんですよ。

烦恼和迷茫也有很多哦。

みんなの純粋なまぶしさに嫉妬してしまうことだって……。

甚至会嫉妒大家的纯粹光芒……。

【夕美】

【夕美】

楓さんが……？

枫姐居然……？

【みく】

【未来】

で、でも、ステージは無事に成功したにゃ !

但，但是，舞台不是顺利成功了喵！

楓さんはプロとして必要なことを、したはずじゃないの？

枫姐作为专业人士，该做的事情都做了吧？

【夕美】

【夕美】

ファンのみんな、笑顔で手を振ってくれていましたよ？

粉丝们都在微笑着挥手哦？

【楓】

【枫】

そう思ってくれたなら、いいんですけど……。

如果你们这么想的话，那就好……。

【楓】

【枫】

私にとってのつぼみは、弱い自分を隠し通すこと

对我来说，花蕾或许是隐藏软弱的自己这件事。

だったのかもしれません。

即使那是会被志希酱看穿的谎言……。

それが、志希ちゃんに見抜かれてしまうような嘘だったとしても……。

【夕美】

【夕美】

人を傷つけない優しい嘘なら、いいと思いますよ。

如果是不会伤害他人的温柔谎言，我觉得没关系哦

【みく】

【未来】

そうだよ、楓さん !

就是啊，枫姐！

ファンの笑顔は嘘じゃなかったもん !

粉丝的笑容不是谎言喵！

【楓】

【枫】

ごめんなさい、2人とも……困らせちゃって。

抱歉，两位……让你们担心了。

いきなりこんなことを言われたら、戸惑いますよね。

突然说这些，你们一定很困惑吧。

でも、聞いてくれて、励ましてくれて、ありがとう。

不过，谢谢你们听我说，还鼓励了我。

【夕美】

【夕美】

私は……なんだか親近感がわきましたよ。

我……反而觉得更亲近了呢

楓さんも悩んだりするんだなぁって。

原来枫姐也会烦恼啊。

私もよく、悩みがなさそうでいいねって言われますから。

我也经常被人说“看起来无忧无虑真好呢”。

【楓】

【枫】

あら……本当に？

哎呀……真的？

【みく】

【未来】

そんなの、失礼すぎるし !

那也太失礼了喵！

【夕美】

【夕美】

それも、理由が『いつでもお花を育てていて楽しそうだから』って。

理由还是“因为总是在种花看起来很开心”呢。

楓さんの『大人だから』って理由と大差ないですよね。

和枫姐的“因为是大人”理由没什么区别吧

【みく】

【未来】

どっちもすごい失礼だし ! ？

两边都超级失礼喵！？

【楓】

【枫】

ふふっ。みんな、そんなものなのかもしれませんね。

呵呵。大家或许都是这样的呢。

【夕美】

【夕美】

ふふふ、ですねっ。じゃあ、楓さん。

呵呵呵，是啊那么，枫姐。

いまの、本当の悩みとかって聞かせてもらえますか？

能告诉我你现在的真实烦恼什么的吗？

【楓】

【枫】

いまの悩み、ですか？

现在的烦恼吗？

そうね……んんー……あっ。

嗯……唔嗯——啊。

洗剤が切れてるから、買って帰らなきゃってこと、とか？

洗衣液用完了，得买回去什么的？

【みく】

【未来】

なるほどー、ってそれ悩みじゃないし ! ？

原来如此——但那个根本不是烦恼喵！？

【楓・夕美】

【枫・夕美】

うふふっ。

呵呵呵。

あははっ。

哈哈哈。

• 尾声【桜色の風(樱色之风)】：

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〔楽屋〕

〔后台〕

【楓】

【枫】

終わってしまうといつも思いますが、いいLIVEでしたね。

每次结束都这么想呢，真是一场精彩的LIVE。

プロデューサーさん、いかがでしたか？

制作人先生，您觉得怎么样？

《最高だった》

《太棒了》

【周子】

【周子】

なんか大げさやね。ふふっ。

有点夸张了呢。呵呵。

でも、ステージは何度立っても最高に気持ちいいよ。ホント。

不过，无论登上舞台多少次都感觉超棒。真的。

【みく】

【未来】

ステージの上から見たサインライトのお花畑、

从舞台上看应援灯的花海，

すっごくきれいだったにゃあ……。

超级漂亮喵……。

【夕美】

【夕美】

そうだねっ。

是呢。

とっても感動的で、ずっと見ていたいなぁって思ったよ。

非常感动，真想一直看下去呀。

優しい光に包まれてたよねっ。

被温柔的光芒包围着呢。

【志希】

【志希】

ほんと、あったかかったなー。

真的，好温暖啊喵。

まだ身体にあの熱が残ってるみたいで。

身体里好像还残留着那股热力喵。

やっぱり、ステージって最高に面白いっ !

果然，舞台超有趣喵！

【みく】

【未来】

そういえば、今日はもうこれで解散なの～？

说起来，今天这就解散了喵～？

どうせだから、みんなで打ち上げでもしたいにゃあ～。

反正，大家一起去庆祝一下喵～。

【周子】

【周子】

神様仏様プロデューサー様、なにとぞー。

神明佛祖制作人大人，拜托了ー。

《お花見にいこう》

《去赏花吧》

【夕美】

【夕美】

お花見 ! いいねっ !

赏花！好棒！

ソメイヨシノは散っちゃってるかもしれないけど、

染井吉野可能已经凋谢了，

ヤエザクラとか遅咲きの桜なら、まだ見られると思うよっ !

但八重樱之类的晚樱，应该还能看到！

【志希】

【志希】

にゃはー ! お花見 ! きっとイイ匂いだよね !

喵哈哈！赏花！一定有好闻的味道喵！

はやく ! はやくいこ～ !

快点！快点走吧～喵！

【楓】

【枫】

はぁ……もうすっかり暖かくなりましたね。

哈啊……已经完全暖和起来了呢。

陽気に誘われて、桜の花たちも咲き乱れているみたい。

被明媚的天气吸引，樱花们似乎也竞相绽放了。

【夕美】

【夕美】

暖かくなると、つぼみはひらいて、きれいな花になるんだよねっ。

天气变暖，花苞就会绽放，变成美丽的花朵呢。

【周子】

【周子】

つまりー、あたしらも？

也就是说ー，我们也一样？

【みく】

【未来】

ファンのみんながくれる、温かい声援で、花開いた……かにゃ？

在粉丝们的温暖声援下，绽放了……喵？

【周子】

【周子】

ふふっ。ちょっと気取りすぎ？

呵呵。有点装模作样？

【志希】

【志希】

たまには、いいとおもうにゃー。

偶尔这样也不错喵。

おかげで、こんな景色を見られてるんだし。

多亏了大家，才能看到这样的景色喵。

んー……景色にプラスして……いい匂い～♪

嗯ー……加上景色……好香的味道～喵♪

【みく】

【未来】

……そうだよね。

……是啊喵。

だってこんなにキレイなんだもん。

因为这么漂亮喵。

少しくらい、浸ってもいいよね。

稍微沉浸一下也没关系喵。

【夕美】

【夕美】

みんな、キレイに咲けたから、

大家都美丽地绽放了，

桜の樹たちも祝福してくれてるんだよ。きっと♪

樱树们也一定在祝福我们♪

【楓】

【枫】

あら、いい風……。

哎呀，好风……。

花びらたちが、踊ってますね。

花瓣们在跳舞呢。

【志希】

【志希】

わーっ ! すごーい !

哇ー！超厉害喵！

空が桜色 ! すごくない ! ？ すごーい !

天空是樱色！好厉害喵！？超厉害喵！

【周子】

【周子】

落ちた花びらも巻き上げて、風流やねー……。

连落下的花瓣也卷起来，真是风雅啊ー……。

【楓】

【枫】

……とはいえ、みんな育ち盛りですから、

……不过，大家正是长身体的时候，

そろそろ花より団子なんじゃないかしら？

差不多该赏花不如吃团子了吧？

ということで、ここからは、お楽しみの打ち上げタイム～♪

那么，从现在开始，是愉快的庆祝时间～♪

【志希】

【志希】

ん ! フンフンフン……

嗯！嗅嗅嗅……

美味しそうな匂い ! なにそれ ! なにそれ～ ! ？

好香的味道喵！是什么喵！是什么～喵！？

【楓】

【枫】

残念ながら、このお酒は私とプロデューサーさん用です♪

遗憾地说，这酒是给我和制作人先生用的♪

みんなは、ジュースでガマンしてくださいね。

大家请忍耐一下喝果汁吧。

【志希】

【志希】

ちぇーっ。

切ー喵。

でも……クンクンクン……こっちから美味しそうな匂いが……。

但是……嗅嗅嗅……这边有好香的味道喵……。

【周子】

【周子】

ウチの実家から送られてきた和菓子、みんなでつまんでよ。

我家送来的和果子，大家尝尝看吧。

ほい、どーぞ。

来，请用。

【夕美】

【夕美】

わぁっ、周子ちゃんのお家の和菓子、すっごくおいしいんだよね !

哇啊，周子酱家的和果子，超级好吃！

ありがとう、周子ちゃん !

谢谢你，周子酱！

【周子】

【周子】

いやいや、こんなもんで喜んでもらえるんなら、

不不，这种东西能让你们高兴的话，

いくらでも持ってきますわー。

我随时带多少来都行ー。

【志希】

【志希】

ん～、甘い匂い……はっ !

嗯～，甜甜的味道……啊喵！

みくちゃんからも美味しそうな匂いする !

未来酱身上也有好香的味道喵！

じゅるじゅる……。うぇへへへ……。

吸溜吸溜……。嘿嘿嘿……喵。

【みく】

【未来】

わかった ! わかったから志希チャン ! 待って !

知道喵！知道了志希酱！等等喵！

はい ! みく特製のひとくちハンバーグ ! どーうぞっ♪

给！未来特制的一口汉堡肉！请用喵♪

【志希】

【志希】

いっただっきまーす♪

我开动喵♪

ぱくっ……うむうむうむ……でりーしゃーす♪

啊呜……嗯嗯嗯……美味喵♪

【夕美】

【夕美】

もうっ、乾杯する前から食べ始めちゃって !

真是的，干杯前就开始吃了！

ふふっ。仕方ないんだから !

呵呵。没办法呢！

【周子】

【周子】

てゆーか、一口ハンバーグって、ミートボールやん !

话说回来，一口汉堡肉，不就是肉丸子嘛！

【みく】

【未来】

あっ……。それは、その、ね !

啊……。那个，这个嘛喵！

【楓・夕美】

【枫・夕美】

うふふっ。

呵呵。

あははっ。

哈哈。

【みく】

【未来】

と、とりあえず気を取り直して !

那、那么打起精神喵！

みんな、お疲れさまでしたの、かんぱーい !

大家，辛苦了喵，干杯喵！

【周子・志希】

【周子・志希】

かんぱーい♪

干杯♪

ふごふごご～♪

咕嘟咕嘟～♪

【楓・夕美】

【枫・夕美】

乾杯♪

干杯♪

乾杯♪

干杯♪