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想いを手紙に託して
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2026-08-16更新
最新编辑:-雪舞-
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更新日期:2026-08-16
最新编辑:-雪舞-
| 想いを手紙に託して |
| 请上传文件『PE664.png』或『664想いを手紙に託して.png 绘卷 664想いを手紙に託して.png』,文件大小不超过2M。 |
| 类型 | 兰 | |
|---|---|---|
| 稀有度 | 5 | |
| 属性 | 速度+80(速度+160)
阳攻+40(阳攻+80) | |
| 属性每级强化 | 速度+8 阳攻+4 | |
| 画师 | のう | |
| 获取途径 | 国服暂无 | |
| 特性 | ||
文(L80)が使用時に自身の陽攻Ⅱを1段階アップ (2T) |
文(L80)が使用時に自身の陽攻Ⅱを2段階アップ (2T) | |
解说
【射命丸文】
鴉天狗と呼ばれる、カラスのような姿を持つ天狗のひとり。
他にも天狗はいくつかの種族を内包するようだが、鴉天狗は職業柄、比較的見かけやすい存在であるようだ。
どうやら天狗社会における鴉天狗は、新聞記者などの情報社会構築に貢献している存在であるらしく、ジャーナリズム、マスコミュニケーション、そして恐らくはエンターテインメント性を持つコンテンツなども手掛けているようだ。
他方、おおぼらふきで確証性の低い噂を垂れ流すとして、嫌悪する者も珍しくない(鴉天狗らは当然ながら否定している)。
文に関しては、面白くない記事には価値などないと言わんばかりの態度である一方、報道者としては真実の追求を唱えるなど、なかなかの筋金入りだ。
そんな文ではあるが、自分ではどうにもならないものを前にすると、存外小心者のような一面を見せることもある。
どちらが本当の文の姿なのかは、判断の分かれるところだろう。
『第80仮設幻想郷』ではレーダー士のような立場である。
基本的には事実無根で口八丁なことを平然と言う彼女ではあるが、事実ベースの情報を掴み取ることに関してはプロ中のプロ。
そもそも都合のいい噂を流すには、まず事実そのものを知ってこそなのだから、それを言うにせよ言わないにせよ、彼女は一次ソースを常に握っているのだ(記者ですからね)。
今回はその特性が役に立っているということ。
【消滅済世界についての未解決資料1】
「しゃめーまる……変な名前ね、あんた。ペンネーム変えれば?」
「いやあ、本名なんですよねえ。」
どうしてこんな事になったのだろう。私は校舎裏でひとり、地面に散らばる原稿を眺めながら、途方に暮れているはずだった。無惨に地に伏している原稿たちは、いわゆる同人漫画というやつである。私は新聞部のエースではあるが、同時に新聞に掲載する漫画の担当でもある。そんなこともあって、以前から興味のあった本格的な漫画の制作に挑戦してみたのだ。
その結果が、これである。
「でも内容は面白いと思うわ。絵柄も可愛いし。」
ついさっき、全く逆の評価をくらったばっかりなんですけどねー。まあよく知らない人なんですけど、漫画には一家言あるんだとか? そしたら、このキャラはこんなこと言わないとか、このキャラとこのキャラはこんな関係じゃあないとか、推しがどうのとかカプがどうのとか……いや、それも全然いいと思いますよ、私は。私と違うってだけで、全然あっていい解釈だと思うし。でも、解釈が違うってついでに、内容や絵柄まで言われたらなあ。
……さすがに凹みますねえ。
「私、この漫画好きだわ。」
うーん。
初等部のオコチャマに言われてもなあ。
【消滅済世界についての未解決資料2】
「昨日は散々だったわね、文。」
「あんなひとの言う事、気にすることありませんよ。文さん。」
はたても椛も、それなりに気にしてくれていたようだ。登校するなり、すぐ私の席へ来てくれて、声をかけてくれる。嬉しい、本当に。
でもふたりは、この漫画の評価はよく分からないそうだ。
それもそうだろう。そもそもこの漫画の原作をふたりは知らないだろうし、原作を知らないとなっては二次創作を見てもピンと来ないのは必然だ。その壁を越えれないのは私の力不足。画力不足。表現不足。
「で、あの原稿ってどうしたの?」
「あのひとに、窓から投げ捨てられていましたが……。」
「あー、まあ拾いはしたんですけどね。結局捨てました。」
「えっ、そこまでしなくても。」
「せっかく一生懸命描いたのに……。」
「いいんですよ。見ていても思い出して気分悪くなっちゃいますので。今朝、燃えるゴミにまとめて出しました。」
唖然とするふたり。気まずくて目を合わせづらい。たぶんふたりもそうだったのか、私の気持ちを気遣ってから、静かに帰っていった。ありがとう、ふたりとも。それが一番、今は嬉しいよ。
「おい、しゃめーまる!」
夕陽差し込む教室に、場違いな初等部の声が響いた。
「大事なもの、捨てたらダメじゃあない!」
ゴミと汚れでどろどろになった、チルノとかいうオコチャマだった。
【消滅済世界についての未解決資料3】
「どうして……。」
ずっと気張っていたのに、涙がこぼれてしまった。
「なんで泣いてるのよ、しゃめーまる。」
「いや、それ……もう要らないんですよ……。」
「要らない? 嘘! こんなに丁寧に、綺麗に書いてあるのに!? 宝物よ、これは! 捨てるなら、もらってもいい?」
「いや、この世から消したいので、あげるわけにも……。」
「なによそれ、変なの!」
オコチャマはずっとわめいている。もう私からは、何も言うことができない。この会話自体をすぐにでも終わらせたい。
そうだ、まともに話をする必要なんてないじゃあないか。
私はオコチャマの握っている原稿を強く掴んだ。
「それならっ、か、返してくださいっ。」
「嫌よ、また捨てるんでしょ!」
「いいからっ!」
もうそれは、ビリリという取ってつけたような効果音だった。
原稿の束は引き裂かれた。
このチルノとかいうオコチャマは、それだけ強く、私の原稿を握りしめていたのだ。
まるで、宝物でも抱えるかのように。
「……。」
「……。」
「……ふん、いい気味です。これで私はもう……。」
「な、な、な……!」
チルノさんはその幼い姿に似合わないほど、打ち震えていた。動揺していた。そう、年端のいかない子がそんな感情表現をするなんて、それは、まるで、あたかも……。
心の底から、悲しんでいるかのように。
【消滅済世界についての未解決資料4】
結局、私は諦めきれなかった。
本当のところ、原稿が消えてなくなったところで、私の思いに変化などなかったのだ。むしろ……気持ちは燃え上がるばかりだった。描かないことによってではなく、描くことによってしか、この炎は消せない。だから描いた。いくらかは落ち着いた気がする。
そして、文化祭。
漫画の評価はなかなかのようだ。かなり用意した部数も、ほとんどはけた。ブースに置く分はもう、一冊だけ。想像以上だった。
「一部ちょーだいよ、しゃめーまる。」
聞いた声だった。
「あたい、漫画のことなんてわかんない。でもしゃめーまるの漫画は好き。私がそう思うんだから、誰もそれを否定できないの。私の気持ちは、私以外に変えられない。最強何だから!」
お代とばかりに差し出されたのは、テープでベタベタなあの日の原稿。そしてそれに重なる、可愛い絵の描かれた画用紙だった。
「あたいも、漫画描いてみたい。」

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