月戦型ブリーフィング

月戦型ブリーフィング

类型	兰
稀有度	5
属性	速度+20(速度+60) 阳攻+30(阳攻+90)
属性每级强化	速度+4 阳攻+6
画师	菊池政治
获取途径	国服暂无
特性
装備スペカのエネルギー弾の威力を25%アップ (1T) 装備スペカの月属性の威力を25%アップ (1T) 破壊式が使用時に対象全体のCRI防御を1段階ダウン (2T)	装備スペカのエネルギー弾の威力を50%アップ (1T) 装備スペカの月属性の威力を50%アップ (1T) 破壊式が使用時に対象全体のCRI防御を2段階ダウン (2T)

解说

解说1展开/折叠

【月戦型ソルジャー】
月面基地の戦闘服を身に着けた鈴仙。
本戦闘服はこの基地の装備の中でも
ひときわ特殊な物であり、
試作の様相が強い。
そんな鈴仙の主武装は大きな銃である。

――しかし、本日の彼女の手には、
銃ではなく、
栄養ドリンクが握られていた。

解说2展开/折叠

【月戦型サーヴァント】
月面基地の戦闘服を身に着けた咲夜。
この服はサポート機能が充実しており、
様々な場面で、
咲夜の働きを支援してくれる。
そんな咲夜の主武装は
超低温のナイフだ。

――そして、本日の彼女は
超低温の刃の冷たさも気にせず、
自身のナイフの手入れを行っていた。

解说3展开/折叠

【月戦型オラクル】
月面基地の戦闘服を身に着けた早苗。
設計および製造には
二柱の知識や技術が
関わっているらしい。
そんな早苗の主武装は複数存在する。

――ちなみに、
本日の彼女は寝起きゆえに、
それらの主武装を
全て持っていなかった。

解说4展开/折叠

――時間は少し前にさかのぼる。

その日、鈴仙、咲夜のふたりが、
ほぼ同時に、
基地の休憩室に入ってきた。
作戦開始前の憩いのひとときである。
しかし、本来そこには、
早苗もいるはずだったが、
彼女だけは、定刻から遅れていた。
早苗の不在について愚痴をこぼしつつ、
咲夜はナイフの点検を行っている。
一方の鈴仙は、
そんな事などどこ吹く風。
休憩室の自販機の前に立ち、
中の商品を物色していた。
「どれがいいかなー？」
鈴仙は咲夜へと振り返り、
気楽な調子で彼女に相談する。
「作戦前だから……
　栄養ドリンクとかどう？」
「それだー」
咲夜の案を聞き、
鈴仙は自販機の栄養ドリンクのボタンを
押下した。
――がしゃんと、飲み物が落ちる。
そのタイミングで、
遅刻少女が休憩室にやってきた。

解说5展开/折叠

遅刻少女――早苗は、
休憩室にやってきて開口一番、
今起きた旨をふたりに伝える。
それを見て呆れたように、
早苗の服の肩部分がよれて、
ずり落ちそうになっている状況を
咲夜は指摘する。
早苗はその指摘に感謝しつつ、
「遅れたお詫びに飲み物おごります」
と眠そうに言った。
「もう飲んでるよ」
「じゃあ、もう一本追加で～」
鈴仙と早苗のやり取りを見た咲夜は、
ため息をつきつつ、早苗に近づき、
彼女が自力で直しきれなかった
服のよれを、直接直した。
「わ～、ありがとうございま
　――ひゃあっ！」
寝ぼけ調子のまま
咲夜に感謝を伝えた瞬間、
早苗の頬に鈴仙が
冷たい栄養ドリンクを押し当てる。
「どう？目、覚めた？」
「さささ、覚めました！」
ふふ、と鈴仙が小さく笑い、
それに釣られたのか、
咲夜の表情も少し柔らかくなる。
「それじゃ――」
「ブリーフィングを始めましょう」