月戦型ランチタイム

月戦型ランチタイム

类型	兰
稀有度	5
属性	速度+30(速度+90) 阳攻+20(阳攻+60)
属性每级强化	速度+6 阳攻+4
画师	緋原ヨウ
获取途径	国服暂无
特性
装備スペカのエネルギー弾の威力を25%アップ (1T) 装備スペカの星属性の威力を25%アップ (1T) 速攻式が使用時に対象単体の陽防を1段階ダウン (2T)	装備スペカのエネルギー弾の威力を50%アップ (1T) 装備スペカの星属性の威力を50%アップ (1T) 速攻式が使用時に対象単体の陽防を2段階ダウン (2T)

解说

解说1展开/折叠

【月戦型ガーデナー】
月面基地の戦闘服を身に着けた妖夢。
今の彼女の主武装は
光で出来た刃である。
楼観剣と白楼剣の霊気が失われ、
それを雷気で代替した代物だ。

――が、今の妖夢は
その主武装の代わりに、
ご飯が盛られたスプーンを手に持ち、
今、口に運ぼうとしていた。

解说2展开/折叠

その日、基地の食堂に妖夢はいた。
妖夢が座るテーブルの上には、
使い古されたプレートが置いてあり、
その上には、
レーションのような袋が置かれている。
袋内から出てきたのは、
お世辞にも
美味しそうには見えない色形をした
固形物だった。

解说3展开/折叠

だが、妖夢は、スプーンを手に持ち、
その固形物を何の躊躇もなく口に運ぶ。
ストイックな彼女は、
戦場で戦うための体力づくりにおいて、
食事の重要性を
理解しているのかもしれない。
だからそれがどれだけ
『美味しい』という外形から
離れていそうな食品であろうと、
食べられるうちに食べ、
カロリーを正しく
摂取しているのかもしれない。

解说4展开/折叠

いつの間にか、妖夢のテーブルには、
空のプレートが何枚も重ねられていた。
食べられるうちに
きちんとカロリーを
摂取しているのかもしれないが、
――お代わりの量が過剰である。
毎日激しい修行に励んでいるので
それなりに体力は
使っているであろうが、
とはいえ、その小さな体に比して、
必要カロリー数のラインを
飛びだしているようにも
見受けられる……。

前提として、
固形物を食べている妖夢の目は、
きらきらとしている。
幸福のきらきらで満たされている。
もしかしたら、この固形物を
美味しいと思って
食べているだけなのかもしれない。
ストイックな栄養補給ではなく、
「まだまだいけましゅ！(もぐもぐ)」
ただひたすらに、
この食事を全身全霊で楽しみ、
頬を固形物で丸く膨らませているだけ
なのかもしれない。

解说5展开/折叠

妖夢のみならず、
彼女の半霊も
プレートに盛られたご飯を
ばくばくと食べていた。
摂取した物が、
体内のどこに収まっているのかは
謎である。
そうして半人半霊の双方が
食事を楽しんでいる最中、
妖夢がせき込みだした。
喉に食べ物を詰まらせかけて、
むせたのだ。
直後、彼女のむせた意識に反応して
半霊が動き、
近くにある空のコップを
台所に持って行く。
次いで半霊は水を台所で汲んで、
それを妖夢に渡した。
こういう時に
リーチの長い半霊は便利だ。
むせた折に限らず、
常日頃から食堂やレストランに
半霊を連れて行けば、
水を汲みに席を立つ回数が減って
楽になるかもしれない。

いや、しかし――
結局のところ半霊も妖夢の体の一部で、
使えば歩くのと同じように
体力を使ってしまうので、
あまり意味はないようだ。