氷の剣

氷の剣

类型	兰
稀有度	5
属性	速度+30(速度+80) 阳攻+30(阳攻+100)
属性每级强化	速度+5 阳攻+7
画师	Ixy
获取途径	国服暂无
特性
使用時に味方全体の命中を2段階アップ (2T) 使用時に味方全体のCRI攻撃を2段階アップ (2T) 使用時に味方全体の陽攻を1段階アップ (2T)	使用時に味方全体の命中を3段階アップ (2T) 使用時に味方全体のCRI攻撃を3段階アップ (2T) 使用時に味方全体の陽攻を2段階アップ (2T)

解说

解说1展开/折叠

【チルノ】
妖精、それは自然現象そのものの正体。
自然現象そのものであるから、自然の生命力の化身とも言えるわけだが、チルノは氷の妖精である。
あらゆる生命活動が停止する『氷』、その妖精とは、なんとも不思議な存在である。力の強い彼女は冷気がダダ洩れで、周囲は常にひんやりしている。

解说2展开/折叠

そんな強い妖精であるチルノの日常は、霧の湖を凍らせてみたり、凍らせた氷の上でだらしなく昼寝をしたり、カエルを凍らせて遊んだりしている。
つまり大抵は暇を持て余しているのである。
「あー、悪のダイオーとかやってこないかなー」
チルノがそうボヤいたとき、霧の向こう側に、巨大な影が浮かび上がった。
巨人か？妖怪か？神様か？もしかして……悪の大王か！

解说3展开/折叠

チルノは勢いよく起き上がり、影に向かって駆けだした。
待ちに待っていた敵がやってきたのだ。
テンションの上がったチルノは、より一層の冷気を放出しながら霧の湖を突き進む。
冷気は霧を氷結するので、チルノの周囲はキラキラとダイヤモンドの塵が舞っているかのように光が乱反射している。
ついでに溢れた冷気が水面さえも凍てつかせ、カチコチの氷山が生まれる。
氷はチルノにとっての、赤い絨毯なのだ。

解说4展开/折叠

駆けながら、チルノは首を傾げる。
「なーんか足りないような……あっ！」
そうだ、悪を倒すといえば勇者、勇者と言えば勇者の剣。
きっとそんな単純な思考回路から、チルノは氷の剣を作り出す。
かつて、だいだらぼっちを倒した（つもりの）剣を、今またその手に！
握りやすいようにグリップは小さく、縁頭は大きく、刃はでっかくサイキョーに！
……実は、無から氷を生み出すのは、結構すごいことなのだが、たぶんチルノは自覚していない。
「幻想郷の平和は、あたしがまもーる！」

解说5展开/折叠

出来立てキンキンの氷の剣を肩にかけ、チルノは巨大な影に向かって突撃する。
「がんばれ、チルノちゃーん！」
近くにいた大きな妖精のエールを受けて、チルノが振り下ろした氷の一撃は影を一刀両断し、会心の一撃は周囲の霧を氷結し落とすほどの威力を見せた。
しゃらしゃらとダイヤモンドダストが散る中、光の三妖精たちがそれぞれ偉そうにしながらチルノの前に立つ。
「よくやったわね、チルノ。あなたが倒したのは『ブロッケンの怪物』よ！」
「ブロッケン……どっかで聞いたやつだが、あたいの敵ではない！幻想郷の平和は、あたいのもんだー！」
妖精たちの勇者ごっこは、それからしばらく続いたとか。