碧蓝回忆录文字版/荣耀殿堂/趣味の付き合い
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2021-10-23更新
最新编辑:IJN_Hibiki
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更新日期:2021-10-23
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SPストーリー
趣味の付き合い
ローン:
♪~♪~♪~
はい、指揮官、お待たせしました~
上機嫌(?)に鼻歌を口ずさみながら、ローンは昼食を載せたトレーをこちらの目に前に置いた。
ローン:
自分で食べられますか?それともあーん、したほうがいいですか?ふふふ
どちらでも大丈夫ですよ~指揮官のために作った料理ですからね
この間、前より上手く作れてるって言われてとても嬉しかったですよ~なので今日も奮発してみました♪
いつローンの手料理を褒めたのかは忘れたが…確かにローンの手料理は最近どんどん上達している気がする。
ほどよいボリュームに、食欲をそそる匂いと色、そして盛り付け……
(じゅるり)
ローン:
指揮官、そういえば最近、ストレスは溜まっています?
平和なのはいいですけど、何も起きない日常も時々虚しく感じたりはしていませんか?
指揮官が付き合ってくれるおかげで私は大丈夫ですけど、指揮官のことがちょっと心配ですね
ほら、事務仕事とか、母港の施設の日常的な点検とか、あとは……委託とか任務とか?
(もぐもぐ)
ローン:
秘書官の助けがあっても、お仕事がついついルーチンワークになってしまいますよね
私たちは指揮官の代わりに戦えますけど、指揮官の代わりに決裁とかできないですもの
人で言う…アドレナリン?んートランス?フレンジー?みたいな、ちょっと違うけど、私たち艦船にも同じような感覚
それは砲火で、艤装で、敵を倒して、踏みにじることで、直接体験できない、という意味で――
それを考えると、指揮官がちょっとかわいそうですね
(もぐ、もぐ)
ローン:
あ、でも指揮官の言ったとおり、ストレス解消にほかの趣味に集中するのは有効的だと思います
自分がやるものでもいいですし、人に勧められたものもいいですね~最近はフュンちゃんたちの歌を聞き始めました
こうしてお料理を作って、その料理のあとの片付けをしていると、戦いほどではありませんけどちょっとした充実感を感じますね
指揮官のためにやるのでしたら、尚更です♪
ローンの作った料理を食べ終え、ちょっとぼうっとした感覚がもとに戻る。
そういえば今日はローンに手料理を振る舞ってもらう日だった。
ローン:
すみません、話がそれてしまいました。指揮官のストレスの話でしたね~
私、実はストレスを溜めている指揮官のことを見ると、どうしても心が苦しくなってしまうんです
誰かが指揮官のことを傷つけるのは絶対に、絶対に許せないです。でも指揮官が自分で抱えちゃうこともどうにかしてあげたいです
なので、こうして指揮官を癒やしてあげることにしています
(むにゅっ)
こちらが箸を止めている隙に、ローンはこちらに近づき、ハグをしてくれた。
ローン:
いつも頑張っていますね~いい子ですよ~
お風呂に入って、気持ちよく寝て、美味しいご飯を食べて、何もかも忘れる時間を過ごして、心が軽くなりますように
ローンと違って、戦えない指揮官はこれでしか解消出来ないってわかってますから
温かい抱擁の中で、彼女――ローンの匂いが鼻から脳に、体中に染み渡る。
戦場で鬼神のように敵を蹂躙し、徹底的に打ち砕く彼女の鉄と血の匂いではなく、ふんわりとした「温かい」香り。
ローン:
私も、指揮官にこうしてあげていることで、色々解消させてもらっていますよ
ええ、こうして指揮官の限りある時間を奪って、普段みんなを率いる指揮官が少し弱っている姿を目に焼き付けて…
最高に気持ちいいですよ♡ ふふふ♡
耳元で囁かれると、抱きつかれた腕から開放された。
ローン:
んーそろそろ時間ですね~おかわりはまた今度にお預けします
私の趣味に付き合って頂いてありがとうございます。お疲れさまでした~
いつものゆるふわとした顔に戻り、ローンは立ち上がり部屋の扉を開けてくれた。
ローン:
いつも思いますけど、やっぱりちょっとヘンに思われますね~この趣味
ふふふ、指揮官、どうぞ――――
自由 になっていいですよ~