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碧蓝回忆录日服文字版/鏡写されし異色

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2021-08-16更新

    

最新编辑:芙兰朵露琪露诺

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更新日期:2021-08-16

  

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芙兰朵露琪露诺

鏡写されし異色

鏡写されし異色-前編展开/折叠


Opposite-colored Bishops 異色ビショップ
――互いに相容れぬ色に封じられ、決して交わることがない鏡写しの存在
???:
……
目を覚ませ。戦いが始まるぞ。
………
ティルピッツ:
……長い、夢を見た。
氷の天地……孤独、寂しさ…現実と仮初めの狭間かのような夢を……
グラーフ・ツェッペリン:
夢……?否、「駒」にすぎないお前が夢など見ることはあるまい。あるとしたら、それは人格という思念の欠片、幻覚のようなものだ。
ドイッチュラント:
ちっ、夢だの幻覚だのつまらない。そんなのどうでもいいわ。
いま現実としてあるのは「白」の「ピース」がもう「鏡面海域」に入ったという情報だけよ。
奴らの「生贄」にされたくなければ、戦いの準備をするべきね。
ティルピッツ:
「生贄」、か……
ドイッチュラント:
ふっふん~このドイッチュラントが一番槍を頂くわ!迎撃作戦なんて私の十八番よ!どうせまたつまらない狩りをするだけだもの。
世界一の装甲艦の恐ろしさを思い知らせてやるわ!

始動展开/折叠

ドイッチュラント:
きゃああああ!下等生物の下僕の分際で…よくも私を!!
沈没したってあんたらのような下等生物に投降するものか!
???:
「ガンビット」…255回も失敗したのに、自然演算システムがもたらす進化というのは、やっぱりこの程度のつまらないものなの?
私の予測より遥かに早いじゃない!人間、ううん、「自然進化」は根気よく待たないと~
だが「ジャッジ」はこんなことでは満足しないわ。もっと「ピース」を…… 我々が製造した「鏡像」を送らない限り……
大丈夫、「彼女」たち…ううん、「奴ら」が指示された通りに動いてくれるよ。
「素体」のバックアップさえある限り、こちらの製造スピートは全ての実験項目を満たせるわね。
まぁそうなるといいわね。ただ……
今回の「白」、ただの錯覚であってほしいわ……

側面Ⅰ展开/折叠

U557:
…目標海域に到着
周囲に敵影なし、警戒態勢解除…深度上昇、シュノーケル航行開始。
U-47:
情報通り風も吹きやしないね、鏡面海域って。
U557:
気圧も外よりずっと高い気がする…イヤな感じね…
早く任務を終わらせて戻ろう…
U-47:
待て。接近中の目標がある。識別信号は…味方?
U557:
こんな場所に味方の水上艦がいるわけが…故障かな?
…違う。こっちも信号を受信した……
U-47:
アクシデントに備えて潜航して。鏡面海域にある全てのものを信用してはいけないって指揮官が言ってたし。
U557:
うん…こっそり潜入して、情報だけ集めよう…
U-47:
潜入任務なんて…楽勝よ。

支配展开/折叠

アドミラル・ヒッパー:
は?あんたたちが新しい「白」?全然弱そうに見えるんだけど?
でもドイッ…リュッツオウに勝てたとは……まあ、どうせあのおてんば娘なんて、「世界一の装甲艦」なんて叫びながら突撃してあんたたちにやられただけでしょ?そんなの、言わなくても顔に書いてるっての!
あの馬鹿に同情する気ないけど、鉄血の戦力があの程度だと勘違いされちゃ困るっての!
世界一の重巡である、このアドミラル・ヒッパーがちゃっちゃと片付けてやるわ!

主導権Ⅰ展开/折叠

グナイゼナウ:
ふぅ…いつもどおり「白」を通した、という結果になりましたね。あの娘たち、やはり頼りになりませんわ。
私のシミュレーションでは貴方たちが勝つ確率は31.75%です。ですが……実戦はどうでしょう。
シャルンホルスト級巡洋戦艦二番艦、グナイゼナウ。貴方たちの実力を見定めさせてもらいます。

主導権Ⅱ展开/折叠

グナイゼナウ:
シミュレーションのデータとズレが…やはり貴方たちは侮れない相手ですね…
ですが姉と合流できれば、こちらの勝率は80%以上に…
…ここはいったん戦略的撤退をします。
ティルピッツ:

グラーフ・ツェッペリン:
何かあったのか?
ティルピッツ:
今回の「白」は、今までとは違う動きをする……
グラーフ・ツェッペリン:
そうか。だがこれこそ「ジャッジ」が望んでいることだろう。
ティルピッツ:
私は思うことがある……もしかしたら……我々はただ…… あの「白」が「進化」するための単なる「踏み台」だったとしたら……
私たちが「セイレーン」から力を得たのも…それこそが「セイレーン」の計画の一部だとしたら……
グラーフ・ツェッペリン:
やめろ……。このまま思考を続けたらお前の自我が崩壊するぞ。鉄血のため犠牲となった「彼女」のことを無駄にするな……
ティルピッツ:
「彼女」…?
グラーフ・ツェッペリン:
…なんでもない。お前とよく似ているつまらぬ妄想家のことだ。ふん、あの下らぬ妄想のために身を投げたとは…愚かな……
ティルピッツ:
……

だが「彼女」こそが、
この世界の同胞たちを違う未来へと導く道を切り拓いた……

昇格Ⅰ展开/折叠

シャルンホルスト:
ここまで来たとはな……認めたくはないが、お前らは今までの相手とは「少し」違うかもしれん。
だが、我々姉妹の砲火から逃れられる獲物など今までいなかった。そしてお前らも例外ではない!
グナイゼナウ:
この前の戦闘でデータを十分集めました。今度の私たちの勝率は90%超です。
シャルンホルスト:
この鮫姉妹の前に立ってしまった愚かな獲物たち、さぁ、楽しい狩りの始まりだ!この私を失望させてくれるなよ!
シャルンホルスト&グナイゼナウ:
シャルンホルスト級巡洋戦艦・シャルンホルスト、グナイゼナウ参上!いざ、蹂躙せよ!

昇格Ⅱ展开/折叠

ティルピッツ:
またこの夢…北欧の雪、荒れ狂う風……轟音がこだまする爆撃機のエンジン……
爆発、浸水、そして…水面の底にある永遠の闇………
???:
あなたなの?
ティルピッツ…私の妹……
ティルピッツ:
あなたは……??
???:
…ごめんなさい…私のしたことを許して……
ティルピッツ:
ビスマルク…姉さん?…そんな……私の記憶には……記憶にはあなたは存在しないはず……
???:
ごめんなさい…鉄血のためにこうするしかなかった………どうか分かってほしい……
ティルピッツ:
くっ…頭が…痛い……また…こんな寂しさに……

……私は…一体、誰…?
……私は…一体…何なの…?

鏡写されし異色-後編展开/折叠

???:
緊急事態よ。「ピース」に覚醒反応が確認された。「プレイヤー」との同調率が7%も上がってるわ。
覚醒反応?「ジャッジ」が期待した結果も近いというわけね。
完全に覚醒が確認されたらパターンを記録後、「素体」のバックアップを廃棄する。それを忘れないでね。
廃棄?待って、いま面白いことを思いついたわ…
遮断機構起動、「黑」の「駒」を全て交錯点に投入するわ!
テスター、あなたまさか…!
この私が自ら今回の「白」……ううん、自然演算と人間の可能性のズレを確かめてみるわ!

転位Ⅰ展开/折叠

Z46:
……また面白い「ピース」が投入されたものだ。
鉄血の軍勢、ことごとく突破されたか?ふん、素晴らしき相手に、素晴らしき名前…興味がそそられるな。
Zクラス駆逐艦Z46、名乗る名前はまだないが……さぁ素晴らしき敵たちよ、この戦争の「遊戯(Chess)」に付き合ってくれたまえ!

転位Ⅱ展开/折叠

Z46:
…終わり…実戦経験の不足が決め手となったか。設計上の対空優勢を上手く発揮するべきだったな。
だが…君達の世界はよもやこうも予想と違えるとは!面白い!
次会う時は…また…遊んでくれる…か?

誘導Ⅰ展开/折叠

グラーフ・ツェッペリン:
これが命の放った、美しき残光……
…そうだ。卿らのような滅ぼし甲斐のある「ピース」がいるからこそ、我の仮初の命、そして我の戦争にははじめて真の意義が与えられる……
我は航空母艦「グラーフ・ツェッペリン」――天駆ける鉄血の翔翼をもって、卿らに破滅という終焉を!

誘導Ⅱ展开/折叠

グラーフ・ツェッペリン:
やはり未完のこの体では卿らの相手は務まらぬか……
ふん…自らの破滅をゆっくりと見物するのもまた一興……
所詮、我が総軍もただの「ピース」に過ぎないということか……皮肉なものだ……あははははは!!

…こうなるはずではなかった……
鉄血と、仲間を守る力を手に入れるために――
あらゆる犠牲を払い、あらゆる敵を「命令」通り撃滅してきた。
憎き敵の「ピース」になり果てることも甘受し、
鏡写されし世界に永遠に囚われる運命すらも受け入れた。
赤城……「外」にいる貴女は、一体何を考えている?

過負荷Ⅰ展开/折叠

ティルピッツ:
…こんな戦争に……意味など無い。
それでも貴方たちは進むというのか。では…その覚悟を見せてもらおう。

過負荷Ⅱ展开/折叠

ティルピッツ:
やはり「ソウゾウシュ」が選んだのは貴方たちだったのか。実力の差、認めなければならない。
これであの夢の意味がようやくわかった。この「鏡面海域」の外には「本当の世界」があること……
そして「本当の世界」にはもうひとりの「私」が鉄血のために戦っていること……
ふふふ、「理想と信念のために戦う」……ここにいる私が永遠に成し遂げられないこと……
今度「私」と出会ったら……伝えてくれないだろうか?…「貴女だけは誇りを持って最後まで戦ってほしい」と…

さようなら、 決して出会えない「鏡の外」のもうひとりの「私」…

終局Ⅰ展开/折叠

テスターβ:
複数の「駒」を同時に覚醒させたなんて、実験としては大成功じゃない
?????:
だがこの状況をどうするつもり?「素体」のバックアップが奪われたら、「外の戦争」にも支障をきたすのよ
テスターβ:
遮断機構が作動している限り、彼女たちはこの「鏡面海域」から脱出できないわ
まあ、どちらにしても、「白」の進化速度は自然演算システムによるシミュレーションを大幅に超えている
それが分かれば、目標は達成済みよ
?????:
じゃああんた…
テスターβ:
これからは「テスター」――デバッグシステムの生体モジュールとして、可能な限りの補正データを収集するつもり。
魂を捧げる「生贄」か、希望を背負う「王手」か、見定めさせてもらうわ~

終局Ⅱ展开/折叠

テスターβ:
ようやく会えたわ。「ソウゾウシュ」さまの秘蔵っ子たち♡
その目………私たちに力を求めた「あの子」の目には、確定された「未来」への不安、絶望、そして無念だけ……
あなた達は違うわ。国や理想、記憶には関係しない、人間との「絆」…
あなた達が持っているその「因子」は私たちが求める進化にとって必要不可欠…
だが、その「因子」は果たして本物かどうか…「テスター」として創造されたこの私が、しっかりと見定めてやるわ!
さあ、実験の始まりよ!!

側面Ⅱ展开/折叠

U557:
さっきのこと、記録した?
U-47:
うん…もう存在しない艦隊がまた現れたなんて…状況は思ってたよりずっと深刻ね。
???:
あら、バグで作られた「駒」だと思ってたけど、小魚が二匹入ってきてるじゃない。
U557:
バレた……ソナーに全く反応がなかったのに…
U-47:
これはちょっとまずいかも…全速潜航!
オブザーバー:
ここまで探られたからには簡単には帰らせないわよ。
どうかしら?新しい「駒」になってみない?新種の「駒」が混じったら、テストデータはもっと面白くなるわよ?
U-47:
ここの情報を指揮官に渡さないと…!
U557:
U-47、先に行って…敵は最大深度まで追ってこれないはず……
速力ならそっちのほうが高いし、こっちが時間を稼ぐよ。
U-47:
557…
…わかった。幸運を祈る。
オブザーバー:
ふーん、データ通り逃げ足だけは早いわね。ふふふ
で、残ったそっちはどうやって足掻くのかしら?
U557:
…私、不幸な潜水艦って言われてきた…ついさっきまでそれは本当の事だと思っていた…
でも…今は…そうは思わない!
姉さん、私に勇気を……!

終局Ⅲ展开/折叠

システム:
――Gambit シーケンスキドウ――「ソタイ」ノバックアップヲスミヤカ二ハイキセヨ――
――Gambit シーケンスキドウ――「ソタイ」ノバックアップヲスミヤカ二ハイキセヨ――
――Gambit シーケンスキドウ――「ソタイ」ノバックアップヲスミヤカ二ハイキセヨ――
テスターβ:
あはははははは!「終局」よ!
面白い、面白いわ!!まさか自然演算システムの予想を遥かに越えるなんて…人間という生物はやっぱり最高だわ!!
この進化スピードがあれば、「再現された戦争」を…ううん、「仕組まれる戦争」をもっともっと繰り返せば、いつかきっと……!
「ジャッジ」があなた達の働きを十分に評価したわ!…ええ、おかげさまで、サブシステムである私も役目を十分に果たすことができたもの~
さあ!あなた達の信じてきた道ヲ、最後まデ進ムがいいワ!!

「…まタいツか、会エるんデすヨネ??」
「私タチの、愛しイ『ソウゾウシュ』サマ……」